目次
序章 フォークナーと現代の文学―読者「宙吊り」の「空白部」と、その「補完」の試み
第2章 「乾燥の九月」とアメリカ南部―フォークナーとその南部的色彩
第3章 「エミリーへの薔薇」―そしてまた、読者「宙吊り」の表現技法
第4章 「紅葉」の恐ろしさ、おもしろさ―語り手も登場人物も「言わなかった」こと
第5章 「あの夕陽」―「謎」や、「視点、知恵の限界」だらけの短編
第6章 「納屋は燃える」 悪漢登場―そして、その「言い落とし」を巡って
著者等紹介
池内正直[イケウチマサナオ]
1943年中国・青島に生まれ翌年長野県に帰国。1968年京都大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、明治大学(政治経済学部)教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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