内容説明
はじめて書かれた本格的な韓国演劇通史。韓国の芸能と演劇の流れをジャンル別に記述。
目次
序説 韓国演劇史の記述方法
第1篇 伝統篇(クッ―シャーマンの演劇;タルチュム―仮面舞踊劇;コクトゥカクシノルム―流浪広大の人形劇;優戯―道化劇;パンソリ―演劇的に構成された長い叙事歌)
第2篇 近代篇(新派調劇と大衆劇―劇場文化の台頭;唱劇と楽劇―音楽劇の模索;写実劇―植民地としての現実認識;プロレタリア劇―政治闘争としての舞台;親日劇―動員体制の宣伝道具)
第3篇 現代篇(写実劇、マダン劇、歴史劇―民主化と産業化過程の省察;喜劇と才談劇―笑いの貧困;叙事劇と不条理劇―時代性を浮き彫りに;神話劇とクッ劇―その原形;残酷劇、参加劇、タルチュム劇、コクトゥ劇―開放的な舞台;唱劇、歌舞楽劇、ミュージカル―新しい世紀の音楽劇として)
著者等紹介
徐淵昊[ソヨノ]
1941年大韓民国江原道古城生まれ。高麗大学校大学院博士課程修了。文学博士。高麗大学校名誉教授
伊藤好英[イトウヨシヒデ]
1948年長野県生まれ。慶應義塾大学大学院修士課程修了。高麗大学校大学院博士課程修了。文学博士。慶應義塾高等学校教諭。慶應義塾大学・國學院大學講師
村上祥子[ムラカミショウコ]
高麗大学校大学院修士課程修了。拓殖大学商学部教授。拓殖大学言語文化研究所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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