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目次
掌の厚みと十円玉
「美術」という仕事と、そこに辿り着くまで
「お師匠さん」のこと
「向こう見ず」だけが師匠ゆずり…?
独立、その後の顛末
美術に必要な資質 その一
「リアル」と「リアリティ」の違い
妙な仕事、あれこれ
打ち合わせの妙味
作り物屋の苦悩、恐怖のパネル責め〔ほか〕
著者等紹介
富田薫[トミタカオル]
1964年東京生まれ。高校在学中より友人達と自主映画を制作。卒業後、あえて美大・専門学校等への道を選ばず、映像メディア関係のアルバイトを転々とし、1984年頃より現「多田美術」多田佳人氏のもとで美術造形の仕事を始める。1988年独立。以後CDジャケット、プロモーションビデオ、雑誌、広告、テレビ、ディスプレイ等、多方面にわたり造形の仕事を手がける。1998年初個展、「HandSome」を開催。「撮影のためだけに製作する美術」というこれまでの仕事の枠組みを超えて、「HandSomeWorks」をブランド名としたオリジナルの作品を広く一般の人に届くように計画中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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はこぶね
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古本市で購入。テレビ番組のセットなんかをつくる、いわゆる「美術さん」の本。どうやってその業界に足を踏み入れたのか、そもそも美術さんって何か、どうやって依頼されたものをつくるのか等、時系列に沿って著者のこれまでが描かれている。予備知識が一切ないからどの話も新鮮で、しかもテンポがすごくよくてグイグイ引き込まれる。つくったものが写真で載ってるのも親切。このセットは発泡スチロールでつくってあるのかとか驚くことばっかり。仕事というものは、売られた喧嘩っていう発想もおもしろかった。2014/03/30