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ほぼ日ブックス
ポンペイに学べ

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  • サイズ B6判/ページ数 169p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784255001203
  • NDC分類 232
  • Cコード C0095

出版社内容情報

江戸東京博物館で開催されたポンペイ展プロデューサーを務めた青柳正規東大教授に、糸井重里氏が話を聞きました。ベスビオス火山の噴火で消滅した悲劇の古代都市「ポンペイ」には、実は、未来を考えるためのヒントがあふれているのです。
<青柳正規さんについて>1967年に東京大美術史学科卒、同大学院入学。1969年、ローマ大学文学部考古学科留学。文学博士。現在は東京大学文学部教授。専攻は古典考古学と美術史。主著に『古代都市ローマ』(中公美術出版)、『世界遺産ふしぎ探検大図鑑』(小学館)、『トリマルキオの饗宴』(中公新書)など。

内容説明

未来を知るには、過去を知れ。ヴェスヴィオ火山の爆発で滅んだポンペイには、とんでもない「豊かさ」があった。

目次

「アウグストゥスの別荘」の発見
豊かさのビジョン
ポンペイに学べ
思いを伝える
ローマ帝国の政治
美しさと豊かさ

著者等紹介

青柳正規[アオヤギマサノリ]
1944年生まれ。1967年に東京大学美術史学科卒、同大学院入学。1969年、ローマ大学文学部考古学科留学。文学博士。現在は東京大学文学部教授。専攻は古典考古学と美術史

糸井重里[イトイシゲサト]
1948年生まれ。広告コピーを手がけながら、ゲーム制作、作詞、詩、エッセイ、小説などの活動を行う。1998年よりインターネット上に『ほぼ日刊イトイ新聞』を開設。現在は1日のアクセス数が40万件にまで成長している

田中靖夫[タナカヤスオ]
1941年生まれ。イラストレーター。東京、大阪、福岡、ニューヨークで個展
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

帯長襷

3
心の豊かさ、政治家のチカラ、職業を持つ喜びについて、今が本当にローマより発展して恵まれているだろうかと、改めて疑問に思えた。またクリエイティブ面でもモノに向き合う姿勢、そこから学びとるチカラ、意味を見出すスキル、どれもローマの方が優れている感覚。それもこれも、ビジョンの違いなんだろうな…。また私自身クリエイティブと言われる業界から離れようと思っていたところだから、2001年の糸井さんが同じ感覚で話してあるのを妙に新鮮に感じた。いやぁ…シーザーってマジかっけぇな。2023/05/21

ペッパー

1
ポンペイ展を観て。2000前に終わっていたんだ…という思いと2000年も経っているが果たしてあのときから進歩しているのか?とショックだった。 人間の歴史を考えて大きく分けると、先史の時代と古代とそれ以降しかないというのが青柳先生の考えである。先史は文字も金属もほとんどない。古代は文字を持っていて都市をつくり、経済システムをつくり法律体系をつくっている。古代はほとんど現代だった。 現代と違うのは、ガスや電気や化石燃料による内熱機関の技術がなかったくらい。 古代の完成形体、一つの時代の完成形体がローマ帝国。2022/10/25

みにみに

1
題材はポンペイだけど、歴史を学ぶことはどういうことか語られてます。2001年の本なので、現代についての色々は古く感じちゃうけど。ローマに興味もったので青柳先生の本を読んでみよう!2012/10/25

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