内容説明
ある時は、色白むっちりの証券マンと、ある時は刺青背負ったオッさんと、ある時は赤毛のアメリカ人と、またある時はキムタクもどきと、アタマはすっきり空っぽに。そんな極楽空間で出会ったハダカの人々と案内する銭湯22軒。帰る途中に、散歩の途中に、ひとっ風呂行きませんか。
目次
1 二十一世紀のアダム
2 銭湯百景
3 安全剃刀もあります
4 四枚の白銅貨を握って
5 我、銭湯を発見せり!
著者等紹介
疋田智[ヒキタサトシ]
1966年生まれ。宮崎県出身。TBS報道制作局ディレクター。東京大学文学部卒。社会部記者、「スペースJ」「筑紫哲也ニュース23」ディレクターなどを経て現職。国会の私的諮問機関「自転車活用推進研究会」委員として、都市交通としての自転車の活用を模索したりもしている。と同時に、先行き不透明な自らの人生も模索中という。著書に『自転車通勤で行こう』(WAVE出版)。また「BICYCLE NAVI」(二玄社)で、自転車通勤のレポートを連載
町田忍[マチダシノブ]
1950年生まれ。東京都出身。和光大学芸術学科卒。警視庁勤務を経て庶民文化研究家となる。著書に『銭湯へ行こう―旅情編』(TOTO出版)、『ぶらり散策懐かしの昭和』(扶桑社)など多数ある。銭湯や看板の研究の第一人者でもあるが、チョコレートや納豆など食品のパッケージなど、様々なものの収集家でもあり、最近『痛快「捨てない!」技術』(岳陽舎)を著し、コレクター道を極める技術を披露している
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