内容説明
「ヒロイン」「悲劇」「ガルキャッチャー」3つのキーワードをもとにシェイクスピア作品を考察しその深層に迫るシェイクスピア試論。
目次
第1部 ヒロイン登場(時代に先行する女性たち;エリザベス朝のクレオパトラ)
第2部 表層と深層―悲劇を読む(『タイタス・アンドロニカス』〔偽りの影と真なるものと〕;Macbeth:Nothing is but what is not;Lear’s World ほか)
第3部 ガルキャッチャーの系譜(Aaron:a Forerunner to Iago;サー・ジョン・フォールスタフ:ガルキャッチャーの嚆矢;サー・トービー・ベルチ:未完のガルキャッチャー ほか)