出版社内容情報
〔内容〕不確実性と危険選好/平均分散分析と資本資産価格モデル/平均分散分析の拡張/完備市場における価格付け/効率的ポートフォリオとポートフォリオ分離/因子モデルと線形価格付け理論/代表的消費者の合成と経済厚生/他
内容説明
本書の目的は、不確実性下の消費者の資産選択行動と金融資産市場の価格形成および配分機能にかんする金融経済学(financial economics)の主要な結果について解説し、その論理構造を明らかにすることである。本書が対象とする読者は金融経済学の基礎的知識を習得し、今後この分野を専門として研究を志す学部上級および大学院生であるが、すでに金融の実務に就かれておりこの分野の最近の研究動向に興味をもつ社会人の方々にも参考になるものである。
目次
1 不確実性と危険選好
2 平均分散分析と資本資産価格モデル
3 平均分散分析の拡張
4 完備市場における価格付け
5 効率的ポートフォリオとポートフォリオ分離
6 因子モデルと線形価格付け理論
7 代表的消費者の合成と経済厚生
8 確率的割引ファクターと価格付け理論のまとめ
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