出版社内容情報
1990年代以降,ホール葬の広がりなどによる葬送墓制の大きな変化を最新の研究をもとに明示する。
関沢まゆみ[セキザワマユミ]
国立歴史民俗博物館
新谷尚紀[シンタニタカノリ]
武井基晃[タケイモトアキ]
目次
序章 民俗学が読み解くとは(葬儀と墓の変化を読み解く;葬送の習俗と儀礼の地域差を読み解く―比較研究法の活用)
第1章 葬儀と墓の構造的変化の50年(『死・葬送・墓制資料集成』にみる葬儀の変化―1960年代と1990年代と;土葬から火葬へ―地域ごとの展開;ホール葬と葬儀の変化)
第2章 葬儀と墓の民俗と歴史(葬儀の変遷史)―民俗伝承と歴史記録から読み解く(日本民俗学は民俗伝承学;葬儀の民俗伝承の事例差とその読み解き;現代社会と葬儀の変化)
第3章 南西諸島における葬送・洗骨・墓参の変化(昭和から平成の「葬送」の変化―『死・葬送・墓制資料集成』の追跡調査から;「洗骨」の終焉と火葬への移行―鹿児島県沖永良部島・与論島の事例;「墓参」の変化と今日の実態:沖縄本島の清明祭を中心に)
著者等紹介
関沢まゆみ[セキザワマユミ]
1986年東京女子大学文理学部史学科卒業。1988年筑波大学大学院地域研究研究科修士課程修了。現在、国立歴史民俗博物館教授。文学博士(筑波大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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