出版社内容情報
心理学を構成する諸理論を最先端のトピックスやエピソードをまじえ解説。〔内容〕心理学のメタグランド理論編(科学論的理論/神経科学的理論他3編)/感覚・知覚心理学編(感覚理論/生態学的理論他5編)/認知心理学編(イメージ理論/学習の理論他6編)/発達心理学編(日常認知の発達理論/人格発達の理論他4編)/社会心理学編(帰属理論/グループダイナミックスの理論他4編)/臨床心理学編(深層心理学の理論/カウンセリングの理論/行動・認知療法の理論他3編)
内容説明
本書は、現代の心理学を支えている原理的考え、すなわち「理論」を一堂に集約した「事典」である。心理学の各分野におけるこのような理論を集めれば、その数は相当なものとなろう。本書は、それらの理論を単に個別に説明しようと試みた「辞典」ではない。何らかの「整理枠組み」のもとに、いくつかの理論をカテゴライズしたり、いくつかの理論を横断する共通項を整理することにより、より大きな「総合理論」化を図ったものでもある。
目次
1 心理学のメタ・グランド理論
2 感覚・知覚心理学
3 認知心理学
4 発達心理学
5 社会心理学
6 臨床心理学
著者等紹介
中島義明[ナカジマヨシアキ]
1944年東京都に生まれる。1972年東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。現在、大阪大学大学院人間科学研究科教授、文学博士
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