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目次
総論 権力をめぐる民俗誌は可能か
第1章 狩猟・市場経済・国家―帝国戦時体制下における軍部の毛皮市場介入
第2章 民俗としてのムラの選挙と民主主義―甲州からの事例報告
第3章 ムラと農協をめぐる有機的関係と主導権―ある甘藷生産集団の活動誌
第4章 戦時下の郷土食研究をどう評価するか
第5章 民謡を出現させた権力とメディア―「能登麦屋節」を中心として
第6章 芸能のポピュラリティーと演者の実践―浪曲師・天龍三郎の口演空間の獲得史
第7章 同族神の地政学―地主と大将軍
第8章 王権にまなざされた島―沖縄・久高島
第9章 「民俗誌」というささやかな初志について・ノート―その幻想のありかと来歴にまつわる、極私的考察
著者等紹介
赤坂憲雄[アカサカノリオ]
1953年東京都に生まれる。1978年東京大学文学部卒業。現在、東北芸術工科大学教授。福島県立博物館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。