内容説明
関心を持っている問題(イシュー)の“料理法”をつまみ食い的に学べる料理本のような統計の入門書。直面する問題を分析する手法の手順(レシピ)を探し、それを真似てやってみる。それぞれの分野の第一級の研究者(一流シェフ)のレシピが9つ収められている。
目次
1 データを読む・使う―統計分析のためのオリエンテーション(統計を知る)
2 データから探る―探索的データ解析(海外のデータベースを使う;マップとデータを結合する)
3 データで証明する―検証的データ解析(問題の原因を探る;問題の時間的変化を把握する;問題の因果をモデル化する)
4 データを考える―統計的エビデンス(評価のものさしを作る;保健・医療の実態を把握し、比較する)
著者等紹介
久保真人[クボマコト]
1960年兵庫県に生まれる。1988年京都大学大学院文学研究科博士課程中退。現在、同志社大学政策学部・総合政策科学研究科教授。博士(文学)。専攻は組織心理学・産業心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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蒼1228
1
図書館。実例を豊富に交えた、統計の活用方法。「空き家はどこに多い?(統計GIS)」「仕事満足度が転職志向を決める?(共分散構造分析)」など、ビジネスでライトに統計の知識を使うというよりは、学術的にがっつり統計をフル活用する本。参考文献リストが豊富。もう少し統計の知識が深まってから出ないと難しいと感じた。2019/04/28
Satoshi Murai
1
読了2015/11/14
ひつじ
0
メモ(評価項目間の数値平均を出すのは無意味。目標達成度から直接比較せよ。数値以外の項目で重回帰分析するときにはダミー変数を使う。)2018/10/14