きのこハンドブック

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  • サイズ A5判/ページ数 448p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784254470291
  • NDC分類 474.8
  • Cコード C3061

出版社内容情報

きのこ栽培の実際から流通・利用,生物学的基礎などきのこの最新情報を網羅。〔内容〕栽培編(主なきのこ27種について詳述)/流通・利用編(世界と日本のきのこの生産と流通,栄養価と薬的効果,きのこの料理,他)/基礎編(菌類ときのこ,地球生命複合体における菌類,遺伝と育種,ニューハイテク,化学組成,採取・分離・菌株保存,他)/付録(品種登録のしかたと登録きのこ品種名,菌舎の設計,栽培機器,培地の組成,染色液処方,核染色法,ハイテク用語解説)

【目次】
0. きのこ入門
 0.l 農業と栽培化
 0.2 きのこ栽培
 0.3 利用・流通
 0.4 外国産・貿易
 0.5 生命のネットワーク
 0.6 きのことは
 0.7 きのこの生理
 0.8 きのこの役割
 0.9 薬用としてのきのこ

I. きのこの栽培編

1. マツタケ
 1.1 マツタケの分類と分布
 1.2 マツタケの生態と生活史
  担子胞子/菌根としろのはじまり/マツタケの栄養源/しろの増殖と成長
  マツタケの発生
 1.3 マツタケの林地栽培
  適地の選定/作業の実際/マツタケ菌の人工接種法
 1.4 マツタケの生産現況と需給
  生産現況/マツタケの需給と消費動向
2. ホンシメジ
 2.1 記載・分布
 2.2 生理・生態
 2.3 林地栽培
  環境調節による栽培/林内たき火法による栽培/感染苗木法による栽培/
  培養菌糸接種法による栽培
 2.4 菌根菌栽培
  空中取り木による無菌根苗の育成/菌根合成用の接種源/
  取り木苗を用いた苗根合成
 2.5 菌床栽培
  栽培施設と機器/栽培手順/問題点/他の菌根菌の栽培の可能性
 2.6 利用史・利用法
3. シイタケ
 3.1 記載分布
  形態/分布
 3.2 生理生態
  物理的要因/化学的要因/ガス環境/きのこ形成と栄養生長期間
 3.3 ほだ木栽培(原木栽培)
  ほだ木栽培の工程/原木の準備/種菌の接種/伏込み/
  乾シイタケ栽培/生シイタケ栽培
 3.4 菌床栽培1--小型袋栽培
  栽培工程
 3.5 菌床栽培2--大型ビン栽培
  大型ビン栽培の特徴/栽培の実際
 3.6 菌床栽培3--固型培地栽培
  固型培地/培養基の調製/培養基の殺菌/種菌の接種/
  菌床の培養/きのこの発生
 3.7 菌床栽培4--連続菌床製造システム
  連続菌床製造/菌床培養袋/通気度測定装置/生産者栽培成績
 3.8 育種
  シイタケの育種のはじまり/シイタケ自然集団における遺伝的異変/
  世界のシイタケ/実用形質の遺伝と交雑育種/種苗法に基づくシイタケの
  登録品種の特性
 3.9 利用史・利用法
4. エノキタケ
 4.1 記載・分布
 4.2 生理・生態
 4.3 菌床栽培
  栽培ビン/培地資材/栽培工程/栽培管理
 4.4 利用史・利用法
5. ナメコ
 5.1 記載・分布
 5.2 生理・生態
  生活史・生理・生態/外部環境/菌糸の生長条件
 5.3 きのこの発生と生育
  温度/水分/光線/空気
 5.4 原木栽培
  普通栽培/短木断面栽培/その他の栽培法
 5.5 菌床栽培
  作型と菌種/栽培
 5.6 利用史・利用法
G  ヒラタケ
 6.1 記載・分布
 6.2 生理・生態
 6.3 菌床栽培(日本)
  栽培の手順/培地の調製/ビン詰め/殺菌/接種/培養/
  菌かき・注水/芽出し/生育/収穫と出荷/培地のかき出し/
  雑菌汚染
 6.4 菌床栽培(外国)
 6.5 利用史・利用法
 6.6 栽培ヒラタケ類
7. ブナシメジ
 7.1 記載・分布
 7.2 生理・生態
 7.3 菌床栽培(ビン栽培)
  栽培工程/培地調製/殺菌/接種/培養/菌かき/生育/収穫
 7.4 利用史・利用法
8. マイタケ
 8.1 記載・分類
 8.2 生理・生態
 8.3 栽培形態,作型および品種
 8.4 栽培法
   菌床栽培/原木栽培
 8.5 利用史・利用法
9. ハタケシメジ
 9.1 記載・分布
 9.2 生理・生態
  生育温度/生育pH/炭素源,窒素源の利用
 9.3 菌床栽培
  培養基の調製/種菌と接種/栽培工程/収穫,包装,出荷
 9.4 利用史・利用法
l0. エリンギ
 l0.1 記載・分布
 10.2 生理・生態
 10.3 菌床栽培
  培地調製/培養/発生
 10.4 利用史・利用法
  利用史/利明法
11. ヤナギマツタケ
 11.1 記載・分布
 11.2 生理・生態
 11.3 菌床栽培
  原材料/培地の調製/接種培養発生
 11.4 利用史・利用法
  利用史/利用法
12. ウスヒラタケ
 12.1 記載・分布
 12.2 生理・生態
 12.3 菌床栽培
  栽培準備/栽培管理
 2.4 利用史・利用法
13. マッシュルーム
 13.1 特徴
 13.2 生理
 13.3 担子胞子育種
 13.4 商業的栽培法の選定
  菌舎,堆肥製造場/原料入手と栽培
 13.5 馬厩肥・鶏糞堆肥栽培法
  混合・堆積・前発酵と切返し/若干の注意/必要原料の推定/床詰め/
  後発酵/接種/覆土/栽培管理/収穫/廃床・水洗・滅菌・病虫害
 13.6 栽培史
14. フクロタケ
 14.1 記載・分布
 14.2 生理・生態・遺伝
 14.3 栽培用種菌
 14.4 栽培法
  戸外栽培/屋内栽培
 14.5 病虫害の管理
 14.6 利用
15. マンネンタケ
 15.1 記載・分布
 15.2 生理・生態
 15.3 人工栽培法
  菌床栽培/原木栽培
 15.4 利用史・利用法
16. ヒメマツタケ
 16.1 分布・沿革
 16.2 生理・生態
 16.3 畑作栽培
  堆肥製造法/堆肥の袋詰めと植菌/菌まわし/畑埋設法/収穫とその時期
 16.4 菌舎棚栽培
  堆肥製造と栽培管理法/病害虫の種類と防除法
 16.5 利用史・利用法
17. 冬虫夏草
 17.1 分類・記載
 17.2 採集
 17.3 栽培の試み
  ハナサナギタケの培養/コナサナギタケの培養/サナギタケの培養
 17.4 利用史
18. その他のきのこ
 18.1 ムラサキシメジ
  記載・特徴/栽培
 18.2 ヌメリスギタケ
  記載・特徴/栽培
 18.3 ヤマブシタケ
  記載・特徴/栽培
 18.4 ムキタケ
  記載・特徴/栽培
 18.5 クロカワ
  記載・特徴/栽培
 18.6 アミタケ
  記載・特徴/栽培
 18.7 ショウロ
  記載・特徴/栽培
 18.8 ハツタケ
  記載・特徴/栽培
 18.9 コウタケ
  記載・特徴/栽培
 18.10 ホウキタケ
  記載・特徴/栽培

Ⅱ. きのこの流通と利用編

19. 世界の食用きのこの栽培地と流通
 19.1 マッシュルームの栽培地と流通
 19.2 シイタケの栽培地と流通
  乾シイタケ/生シイタケ
 19.3 トリュフの栽培地と流通
  トリュフ/ペリゴールの黒トリュフ/白トリュフ/その他のトリュフに似たもの
 19.4 フクロタケの栽培地と流通
 19.5 マツタケの生産地と流通
  日本産マツタケ/アシア産マツタケ/アフリカ産マツタケ/アメリカ産マツタケ
 19.6 その他のきのこの栽培地と流通
20. 日本のきのこの生産の経営と流通
 20.1 乾シイタケ生産の経営と流通
 20.2 生シイタケ生産の経営と流通
 20.3 その他のきのこ生産の経営と流通
  経営と出荷/卸売市場/卸売市場の問題点/市場外流通
21. きのこの栄養成分と栄養価
 21.1 栄養成分(一般成分)
  タンパク質/炭水化物/糟類と糖アルコール/有機酸/脂質/
  無機質/ビタミン/栄養価
 21.2 旨味成分
 21.3 苦味・辛味成分
  苦味成分/辛味成分
 21.4 香気成分
 21.5 酵素
  糖質分解酵素/タンパク質分解酵素/酸化還元酵素/リグニン分解酵素/その他
22. 冬虫夏草の薬的作用
 22.1 由来・効用・生態等
 22.2 菌糸体培養
 22.3 薬理作用
  摘出器官に対するin vitroでの電気生理学的薬理作用/in vitroでの生理活性
23. きのこの料理
 23.1 日本のきのこ料理
  縄文人は乾シイタケの旨味を知っていた/奈良時代マツタケはご馳走ではなかった/
  平安時代,聖が好んだのはきのこ/調菜の技術が発達する室町時代/
  きのこ料理が発達する江戸時代/江戸時代,江戸や上方で使われたきのこ
  料理/きのこ狩りがさかんに行われた江戸期/京ではマツタケは料亭にのぼまらず/
  江戸時代のマツタケ料理/ 「椎茸は精進平の立役者」
 23.5 外国のきのこ料理
  キクラゲは歯ざわりのどごしを味わう/イタリアはボルチーニ/
  ドイツ人はピフェリング好き/トリュフはフランス人の贅沢きのこ/
  死者のトランペットはそばピラフに

Ⅲ. きのこの基礎編

24. 菌類ときのこの概念
 24.1 進化と分類
  自然分類/原核生物と真核生物/五界説
 24.2 分類と命名
  分類と階級構造/命名
 24.3 菌界
  菌界の分類/きのこをつくる菌類
 24.4 子嚢菌亜門
  困難な分類/有性生値法ときのこ/きのこをつくる子嚢菌類
 24.5 担子菌亜門
  生活史/菌じん類の分類
25. 地球・生命複合体における菌類
 25.1 物質循環と分解野としてのきのこ
  生態系の中のきのこ/落葉など有機分解者としてのきのこ/
  木材の分解者としてのきのこ/もしきのこがいなければ
 25.2 植物ときのこの共生
  植物に多い共生現象/菌根=菌+根/外生菌根をもつ植物/
  外生菌根をつくるきのこ
 25.3 動物ときのこの共生
  菌食に基づく共生/排泄または死に基づく共生
 25.4 きのこの生態と植物遷移
  一次遷移/二次遷移
26. きのこの遺伝と育種
 26.1 有性生殖の意義
 26.2 菌糸細胞の増殖(有糸分裂;mitosis,減数分裂,meiosis)
  遺伝子と核分裂/細胞分裂と有糸分裂/減数分裂
 26.3 連鎖群・染色体交叉
 26.4 不和合性と交配型
  ホモタリズム/へテロタリズム
 26.5 交配型因子の機能
  交配実験/交配組合せ/交配型組合せとへテロカリオン菌糸体の構造
 26.6 交配型因子の構造と複対立性
 26.7 育種
  きのこ実用形質の遺伝子と育種/育種作業/遺伝分析
27. 菌糸ときのこの生理・生態
 27.1 菌糸と菌糸体の生長
  栄養生長相/コロニー/苗糸の構造
 27.2 担子菌のきのこの形成と発育
  腐性菌(担子菌)の場合/菌根菌(マツタケ)の場合
 27.3 栄養生理
  炭素C/窒素N/リンP/カリウムK/硫黄S/マグネシウムMg/
  その他の元素/ビタミン類
 27.4 ガス環境
  酸素o2/酸化炭素Co2/その他のガス
28. きのこのニューハイテクノロジー
 28.1 プロトプラストとその利用
  プロトプラストの調製培養/細胞選抜技術/細胞融合技術と
  ハイブリッドの作出/その他利用
 28.2 きのこの分子生物学
  きのこの交配および子実体形成の分子機構/きのこの形質転換
 28.3 きのこの分子系統学
  RAPD分析/mtDNAの分析/核rDNAの分析
29. きのこの化学成分と薬理学的効果
 29.1 生体防御物質
  抗生物質(抗菌性物質)/抗腫瘍性物質/抗ウイルス物質/抗変異原物質
  補体およびマクロファージ活性化物質
 29.2 薬理活性物質
  血圧降下物質/血糖降下物質/コレステロール低下物質/抗血栓物質/
  神経系作用物質/神経成長因子合成促進物質/カルモジュリン阻害物質/
  リポキシゲナーゼ阻害物質/抗炎症物質/その他の薬理活性物質/
  その他の生理活性物質
 29.3 有毒物質
  原形質毒/神経毒/胃腸毒/悪酔毒/激痛毒/変異原物質
 29.4 生薬
  ブクリョウ/チョレイ/霊芝/冬虫夏草/その他
30. きのこの採取,分離・培養法,菌株保存,種菌保存
 30.1 採取と分離培養,機材,設備
   採取/分離培養/機材/設備
 30.2 培養基
   合成培地/半合成培地(複合培地)/天然培地/増収剤
 30.3 菌株の保存
   継代培養保存法/流動パラフィン重層法/凍結保存法/
   きのこの保存機関と菌株の分譲
 30.4 栽培種菌の種類
   種菌の形態/種菌の重要性
 30.5 種菌製造と種菌の保存
   種菌製造に必要な施設/種菌製造の実際/種菌の保存

31. 付 録
 31.1 品種登録のしかたと登録きのこ品種名
 31.2 菌舎の設計と注意点
 31.3 栽培用機器類の利用と培地調製および滅菌の実際
 31.4 培地組成,染色液処方,核染色法,その他
 31.5 化学元素,度量衡,用紙サイズ,ギリシャアルファベット,ローマ数字,単位
 31.6 ニューハイテクノロジー用語解説
32. 索 引 (事項索引,略語索引,生物索引)

【編集者】
小 川   眞, 衣 川 堅二郎
【著者】
青 木 伸 雄, 赤 羽 弘 文
有 田 郁 夫, 伊 藤   武
岩 瀬 剛 二, 奥 村 彪 生
小 川   眞, 太 田   明
大 政 正 武, 河 合 昌 孝
金 城 典 子, 川 合 源四郎
川 合 正 允, 衣 川 堅二郎
相 良 直 彦, 澤   章 三
隅 谷 利 光, 鈴 木   彰
千   菊 夫, 善如寺   厚
床 尾 力 哉, 中 村 公 義
原   洋 一, 福 田 正 樹
堀 越 孝 雄, 渡 辺 和 夫

目次

1 きのこの栽培編(マツタケ;ホンシメジ;シイタケ;エノキタケ;ナメコ;ヒラタケ;ブナシメジ;マイタケ;ハタケジメジ;エリンギ;ヤナギマツタケ;ウスヒラタケ;マッシュルーム;フクロタケ;マンネンタケ;ヒメマツタケ;冬虫夏草;その他のきのこ)
2 きのこの流通と利用編(世界の食用きのこの栽培地と流通;日本のきのこの生産の経営と流通;きのこの栄養成分と栄養価;冬虫夏草の薬的作用;きのこ料理)
3 きのこの基礎編(菌類ときのこの概念;地球・生命複合体における菌類;きのこの遺伝と育種;菌糸ときのこの生理・生態;きのこのニューハイテクノロジー;きのこの化学成分と薬理学的効果)