目次
第1章 造園学の対象と方法
第2章 造園の歴史
第3章 都市・農村・国土計画
第4章 公園緑地計画
第5章 風景・景観計画
第6章 生態系の計画
第7章 緑化・植栽設計
第8章 造園設計・施工
第9章 造園管理・運営
第10章 造園学の展望
著者等紹介
亀山章[カメヤマアキラ]
1943年東京都に生まれる。1968年東京大学農学部卒業。現在、東京農工大学名誉教授。日本自然保護協会理事長。農学博士
小野良平[オノリョウヘイ]
1962年栃木県に生まれる。1989年東京大学大学院農学系研究科修士課程修了。現在、立教大学観光学部教授。博士(農学)
一ノ瀬友博[イチノセトモヒロ]
1968年千葉県に生まれる。1997年東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了。現在、慶應義塾大学環境情報学部教授。博士(農学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たろーたん
2
造園学とは、外的世界をイメージ化・概念化する表象能力を前提として、自然に働きかけつつ、人の感情に何かを喚起するような場所を生み出す造園に対する対象及び方法に関する学。故に風景や景観とは何かについて考えたり、手段としての計画論を考えたりする。ガーデニングみたいなミクロな方法論を予想していたが、どちらかというと、都市・農村・国土計画や公園緑地計画、生態系など、割と行政っぽいマクロな印象を受けた。学問としては独自の論理よりも、景観の保全や創造、緑化・植栽設計における生態学など他の学問を卸して整理してるっぽい。2022/07/20