水利環境工学

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水利環境工学

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  • サイズ A5判/ページ数 168p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784254440218
  • NDC分類 614.3
  • Cコード C3061

出版社内容情報

水利環境整備に必要な基礎知識を地球的な視野のもとに平易に解説した水利学のテキスト。〔内容〕緒論/水利環境工学の基礎/世界の伝統的灌漑排水/水資源利用計画/水田灌漑/畑地灌漑/地区排水/圃場排水/水質保全/水利施設システム

【目次】
1. 水利環境工学とは
 1.1 水利環境とその工学
 1.2 地球的課題と水利環境
 1.3 今後の水利環境整備の理念
2. 水利環境工学の基礎
 2.1 二次的自然としての農村
 2.2 農業用水の多面的な機能
 2.3 灌漑農業におけるエネルギ収支
 2.4 環境アセスメントとミティゲーション
3. 乾燥地と湿潤地の水利環境-世界の伝統的灌漑排水-
 3.1 乾燥地と湿潤地の定義およびその分布
 3.2 作物の改良による水利環境への対応
 3.3 圃場での節水技術による対応
 3.4 工学的手法による水利用環境の改善
 3.5 水利環境の改善と今後の課題
4. 水資源利用計画
 4.1 水の循環
 4.2 日本の水資源と水利用の分布
 4.3 河川の構造と水資源の平面的な変動
 4.4 流量の時間的な変動
 4.5 渇水と水の配分
 4.6 水資源の開発
 4.7 将来の課題
5. 水田灌漑
 5.1 稲作形態と灌漑水田
 5.2 イネと灌漑
 5.3 水田灌漑システムと用水量
6. 畑地灌漑
 6.1 畑地灌漑の目的
 6.2 畑地灌漑の特徴
 6.3 畑地灌漑の用水量
 6.4 灌漑方式
 6.5 灌漑効率
 6.6 用水配分システムの構成
7. 地区排水
 7.1 地区排水とは
 7.2 降雨と流出の関係
 7.3 排水計画の立案
 7.4 排水システムの構成
 7.5 地区排水の課題
8. 圃場排水
 8.1 圃場排水のバックグラウンド
 8.2 水田の圃場排水
 8.3 畑地の圃場排水
 8.4 乾燥地の排水
 8.5 圃場排水の計画と設計
 8.6 管水路形式の排水システムの設計例
 8.7 圃場排水と環境問題
9. 水質保全
 9.1 水質保全とは
 9.2 農業用水と水質基準
 9.3 作物の生育と水質
 9.4 農業用水路・河川・湖沼の水質
 9.5 水質保全の手法
 9.6 現代の課題
10. 農業水利施設システム
 10.1 システムとしての農業水利の特性
 10.2 社会システムとしての農業水利施設
 10.3 水循環システムと広域用水量
 10.4 エネルギシステムとしての農業水利システム
 10.5 流域水循環の管理と農業水利システム
11. おわりに-本書の利用にあたって-
12. 索  引

【著者】
荻 野 芳 彦, 黒 田 正 治
豊 田   勝, 中曽根 英 雄
中 村 良 太, 丸 山 利 輔
三 野   徹, 水 谷 正 一
渡 辺 紹 裕
 

内容説明

本書は、地球環境工学を学ぼうとする学生はもちろん、まだ専攻を定めていない学生をも読者と想定して、新たな視点から書かれた入門書である。前半は、今日的な意味でやや広い立場から「水利環境」を扱うにあたって必要な事項を整理し、後半は専門的・技術的内容を扱っている。特に、基礎的な考え方の記述に重点を置き、今日的課題や本書の筋からははずれるが、重要な事項は「コラム」欄まとめた。

目次

1 水利環境工学とは
2 水利環境工学の基礎
3 乾燥地と湿潤地の水利環境―世界の伝統的潅漑排水
4 水資源利用計画
5 水田潅漑
6 畑地潅漑
7 地区排水
8 圃場排水
9 水質保全
10 農業水利施設システム