出版社内容情報
農薬を正しく理解し,使用できる知識を学ぶ教科書の改訂版。新しい薬剤・技術の記載も拡充。農薬を正しく理解し,使用できる知識を学ぶ教科書の改訂版。従来の記述に加え,新しい薬剤・技術や,最近の情勢についても拡充した。〔内容〕農薬とは(歴史・効用・登録・安全性)/殺虫剤/殺菌剤/除草剤/代謝分解/製剤と施用法/他
1. 農薬とは(宮川 恒・元場一彦)
1.1 農薬の歴史と効用
1.2 農薬の研究開発の概要および農薬登録のしくみ
1.3 農薬の安全性の実際
2. 殺虫剤(松田一彦・中川好秋)
2.1 神経系に作用する薬剤
2.2 昆虫の弦音感覚を攪乱する薬剤
2.3 脱皮・変態を攪乱する薬剤
2.4 その他の薬剤
3. 殺菌剤(田村廣人・三芳秀人)
3.1 殺菌剤の分類
3.2 ミトコンドリア電子伝達系阻害剤
3.3 細胞膜および細胞壁の阻害剤
4. 除草剤(清水 力・河合 清)
4.1 はじめに
4.2 除草剤の分類
4.3 アミノ酸生合成を作用点とする除草剤
4.4 光合成を作用点とする除草剤
4.5 光合成色素生合成を作用点とする除草剤
4.6 脂肪酸生合成を作用点とする除草剤
4.7 オーキシン様除草剤およびオーキシンの極性輸送を作用点とする除草剤
4.8 細胞分裂を阻害する薬剤
4.9 細胞壁生合成を作用点とする薬剤
4.10 除草剤の選択性と抵抗性
4.11 除草剤耐性植物
5. 代謝分解(元場一彦)
5.1 代謝運命と安全性評価
5.2 代表的代謝反応とそれを触媒する酵素
5.3 代謝・分解にともなう生理活性の変化
6. 製剤と使用法(池内利祐)
6.1 農薬製剤の役割
6.2 農薬の施用法
6.3 農薬製剤の種類
6.4 製剤化技術
6.5 製剤による効果
6.6 製剤と施用法
6.7 製剤と施用法の今後の動向
7. 農薬とその将来(浅見忠男・宮川 恒)
7.1 抵抗性とその対策
7.2 IPM
7.3 新しい農薬―期待される新しい標的と新農薬の創製
付表(IRAC,HRAC,FRAC分類)
索引
宮川 恒[ミヤガワ ヒサシ]
著・文・その他/編集
田村 廣人[タムラ ヒロト]
著・文・その他/編集
浅見 忠男[アサミ タダオ]
著・文・その他/編集
目次
1 農薬とは
2 殺虫剤
3 殺菌剤
4 除草剤
5 代謝分解
6 製剤と施用法
7 農薬とその将来
著者等紹介
宮川恒[ミヤガワヒサシ]
1957年大阪府に生まれる。1982年京都大学大学院農学研究科修士課程修了。武田薬品工業株式会社を経て、京都大学大学院農学研究科応用生命科学専攻教授。博士(農学)
田村廣人[タムラヒロト]
1955年佐賀県に生まれる。1981年九州大学大学院農学研究科修士課程修了。塩野義製薬株式会社を経て、名城大学農学部生物環境科学科教授。農学博士
浅見忠男[アサミタダオ]
1958年神奈川県に生まれる。1987年東京大学大学院農学系研究科博士課程修了。日本特殊農薬製造株式会社を経て、東京大学大学院農学生命科学研究科応用生命化学専攻教授。農学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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