出版社内容情報
環境を保全しつついかに農薬を使用すべきかという観点からわかり易く述べた好テキスト。〔内容〕農薬概説/農薬の安全性/殺菌剤/殺虫剤/殺ダニ・殺線虫剤/殺鼠剤/除草剤/植物成長調節剤/農薬の製剤と施用法/農薬の効力検定と評価法
【目次】
1. 農薬概論
1.1 農薬の定義と農薬学の領域
1.2 農薬の種類と命名法
1.3 農薬の発達と変遷
1.4 規制農薬と代替農薬
1.5 農業生産における農薬の役割
2. 農薬の安全性
2.1 農薬の安全性評価
2.2 農薬の作用過程と選択毒性
2.3 農薬の混合利用と安全性
3. 殺菌剤
3.1 殺菌剤の分類
3.2 殺菌剤の作用機構
3.3 主要殺菌剤と適用病害
3.4 薬剤耐性
3.5 植物の病原菌抵抗性
4. 殺虫剤
4.1 殺虫剤の種類と作用機構
4.2 殺虫剤の代謝と選択毒性
4.3 主要殺虫剤
4.4 殺虫剤抵抗性とその対策
4.5 生態化学物質と虫害防除
5. 殺ダニ剤・殺線虫剤・殺鼠剤
5.1 殺ダニ剤
5.2 殺線虫剤
5.3 殺鼠剤
6. 除草剤
6.1 除草剤の分類
6.2 除草剤の選択性
6.3 除草剤の処理法
6.4 除草剤の土壌中の挙動
6.5 除草剤の作用機構
6.6 おもな除草剤の作用特性
7. 植物成長調節剤
7.1 成長促進剤
7.2 成長抑制剤
7.3 熟期調節
7.4 他感作用
8. 農薬の製剤形態と施用法
8.1 農薬製剤の補助剤
8.2 農薬製剤の分類
8.3 農薬製剤の性質
8.4 農薬の施用法
9. 農薬の効力検定と評価法
9.1 室内生物検定法
9.2 圃場試験
9.3 効力評価法
10. 付表・主要農薬化学名一覧
11. 参考図書
12. 索 引
内容説明
本書はまず農薬とはいかなるものかとその歴史を概括し、ついで安全性評価と作用と選択性の基本原理を述べる。各論では主要な農薬の特性・適用、作用機構、選択性機構についても平易に解説されている。さらに農薬の製剤・施用法や効力評価法に関する基礎事項にもふれている。
目次
1 農薬概論
2 農薬の安全性
3 殺菌剤
4 殺虫剤
5 殺ダニ剤・殺線虫剤・殺鼠剤
6 除草剤
7 植物成長調節剤
8 農薬の製剤形態と施用法
9 農薬の効力検定と評価法