出版社内容情報
人類の歴史は,その誕生以来細菌・ウイルスなどの病原体によるさまざまな感染症との闘いの連続であるともいえる。ペスト,天然痘,結核,赤痢,そして最近ではO157など数えればきりがない。本書は,新興・再興の感染症に関する基礎研究の中心的存在である国立感染症研究所の学友会を編集母体として,代表的な100余の感染症について,概要,病原体,疫学,臨床所見,病原体診断などについて図・表,電子顕微鏡写真を用いてわかりやすく解説した五十音配列の事典である。
目次
アニサキス症
アメーバ赤痢
アライグマ回虫による幼虫移行症
RSウイルス感染症
咽頭結膜熱(PCF)
インフルエンザ
ウエストナイル熱
ウェルシュ菌感染症
エキノコックス症〔ほか〕