出版社内容情報
金融取引に付随するリスクを計量的に評価・分析するために習得すべき知識について,“理論と実務のバランスをとって”体系的に整理して解説。〔内容〕マーケット・リスク/信用リスク/デリバティブズ価格に基づく市場分析とリスク管理
内容説明
本書は、金融取引に付随するリスクを計量的に分析する方法を解説する。金融ビジネスを遂行する上では多様なリスクに直面するが、特に、マーケット・リスクと信用リスクに主たる焦点を当てる。
目次
0 金融リスクとその管理(金融リスクの概念;金融リスクの種類 ほか)
1 マーケット・リスク(マーケット・リスクの分析方法;バリュー・アット・リスクの考え方 ほか)
2 信用リスク(信用リスクの概念整理と計量アプローチ;信用リスクとマーケット・リスクの統合的計量1:試作モデルによる計量方法の分析 ほか)
3 デリバティブズ価格に基づく市場分析とリスク管理(デリバティブズ価格と市場分析;デリバティブズの市場価格などから導出可能な情報 ほか)
著者等紹介
小田信之[オダノブユキ]
1964年名古屋市に生まれる。1987年東京大学理学部物理学科卒業。1989年東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。同年日本銀行入行。考査局、調査統計局等を経て、現在日本銀行金融研究所兼金融市場局調査役。カリフォルニア大学バークレー校経営学修士(MBA)。米国Chartered Financial Analyst(CFA)
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