目次
解説編(過去の日本の河川災害:総論;近年の気候変動と洪水量の増加;都市化と水害;土砂災害;流木災害 ほか)
事例編(北海道・東北;関東;中部;東海;近畿;中国;九州)
著者等紹介
島谷幸宏[シマタニユキヒロ]
1955年山口県に生まれる。現在、熊本県立大学緑の流域治水研究室特別教授。大正大学地域構想研究所客員教授。博士(工学)
谷田一三[タニダカズミ]
1949年大阪府に生まれる。現在、大阪府立大学名誉教授。理学博士
一柳英隆[イチヤナギヒデタカ]
1968年愛知県に生まれる。現在、熊本県立大学緑の流域治水研究室学術研究員。一般社団法人球麿川NP代表理事。博士(理学)
萱場祐一[カヤバユウイチ]
1965年宮城県に生まれる。現在、名古屋工業大学大学院工学研究科教授。博士(工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
🍭
6
517(河海工学、河川工学)、図書館本。朝倉書店2024年9月1日発行。図説 河川災害と復興というタイトルに惹かれて手に取ってみたんだけど、内容がかなり専門者向けで、これ借りる人ほぼいないだろうな……って思った。今年か去年読んだ本で遊水地のことや水害防備林の話をちらっと読んでいたのでそのあたりが面白かった。興味深かったのは日本の伝統工法(2)霞堤:(3)牛枠や各地域の事例編か。特に九州の復興例では国、自治体と市民のコミュニケーションに成功して、よりSDGs的な護岸工事をしている例があり良い。2024/11/28
K
1
(20240901,517.4)20240921の能登の豪雨災害の前。最近の都道府県の地質の本で、20240101の能登地震の前提となる地質のことについて載っていなかったり、20230714の秋田市内水氾濫もない。返す返すも、新着本といってもタイムラグがあると感じる。20191013の阿武隈川氾濫:三春ダムで降雨前に貯水位を洪水貯留準備水位以下のE.L.316.89mに低下させた。降雨後はダム下流への放流量28㎥/s以下に(最大100㎥/s)。阿武隈川の阿久津の水位0.84m低下2024/11/19