出版社内容情報
触媒は,古代の酒や酢の醸造から今日まで,人類の生活と深く関わってきた。現在の化学製品の大部分は触媒によって生産されており,応用分野も幅広い。本書は触媒の基礎理論からさまざまな反応,触媒の実際まで,触媒のすべてを網羅し,700余の項目でわかりやすく解説した五十音順の事典〔項目例〕アクセプター/アクリロニトリルの合成/アルコールの脱水/アンサンブル効果/アンモニアの合成/イオン交換樹脂/形状選択性/固体酸触媒/自動車触媒/ゼオライト/反応速度/他
内容説明
本書では、まず触媒ならびに触媒反応に関する事項は網羅している。触媒化学の基礎知識から、触媒の調製法、キャラクタリゼーション、反応機構、工業プロセスに至るまで、関連する物理化学、無機化学、有機化学、固体化学、表面化学、化学工学などを取り込んでできるだけ完璧を期している。有機合成や重合反応に関する触媒も、基礎化学を含めてほぼ採録している。