出版社内容情報
現実の工学および生活における身近な流れに興味を抱くことが流体工学を学ぶ出発点である。本書は実に魅力的な多数のイラストを挿入した新タイプの教科書・自習書。また,本書に一貫した大テーマは流体中を運動する物体の抵抗低減である
内容説明
流体工学ってなんだろう?機械のどのようなところで使うの?何に役立つの?というような疑問をもちながら授業を受ける人は多いのではないだろうか?また、授業を受けていて、わからない言葉が洪水のように出てきても、先生はもちろんまわりの同級生たちは皆、そんなことはすでに知っていて当然という顔でいるために、「実質微分」って何?「流線」というのは何?「速度ポテンシャル」?「連続の式」?…「境界層」…????などを質問できないでいることが多い。本書はそんな、誰も教えてくれなかった(誰にも聞けなかった)流体工学における基礎原理を解説してあり、学ぶ側の立場に立って編集してある。また、イラストの助けで流体現象をイメージしやすいよう工夫してある。
目次
1 ながれ
2 流体による力
3 流れのエネルギー
4 物体まわりの流れ
5 管路内流れ
6 流体騒音
著者等紹介
望月修[モチズキオサム]
1954年東京都に生まれる。1982年北海道大学大学院工学研究科博士後期課程修了。現在、北海道大学工学部機械工学科助教授。工学博士
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