電気・電子・情報工学基礎講座 離散数学

斎藤 伸自/西関 隆夫/千葉 則茂【著】

朝倉書店（1989/06発売）

• サイズ A5判／ページ数 214p／高さ 21X15cm
• 商品コード 9784254227338
• NDC分類 007.1
• Cコード C3354

出版社内容情報

４章構成のどの題材についても，前提とされる基礎知識を要求せず，読者が離散数学の面白さを味わえるよう配慮。アルゴリズムと関連づけた豊富な題材が計算機科学の基礎的素養に役立つ。〔内容〕集合論／組合せ論／グラフ理論／代数系

【目次】
1. 集合論
　1.1　集合
　1.2　関係と写像
2. 組合せ論
2.1　順列と組合せ
　2.2　母関数
　2.3　差分方程式
3. グラフ理論
3.1　はじめに
　3.2　グラフの基礎概念
　3.3　オイラーグラフとハミルトングラフ
　3.4　木
　3.5　最短路
3.6　フロー
　3.7　連結度とMengerの定理
　3.8　マッチング
　3.9　平面グラフ
　3.10　彩色
3.11　電気回路
4. 代数系
4.1　群
　4.2　環，整域の体
　4.3　ブール代数
5. 演習問題解答
6. 参考図書
7. 索　引

【編集委員】
木　村　正　行，　清　水　　　洋
西　澤　潤　一，　村　上　孝　一
【編集幹事】
佐　藤　徳　芳，　高　木　　　相
豊　田　淳　一
【著者】
斎　藤　伸　自，　千　葉　則　茂
西　関　隆　夫

内容説明

ディジタルコンピュータ自体は時々刻々とその内部状態を変え動作している。離散数学は、このような離散的な事柄を対象とし、その表現、関係、演算、配置などを取り扱う数学であるといえよう。本書では、離散数学のなかから、集合論、組合せ論、グラフ理論、および代数系の基礎的な題材を取り上げた。

目次

集合論（集合；関係と写像）
組合せ論（順列と組合せ；母関数；差別方程式）
グラフ理論（グラフの基礎概念；オイラーグラフとハミルトングラフ；木；最短路；フロー；連結度とＭｅｎｇｅｒの定理；マッチング；平面グラフ；彩色；電気回路）
代数系（群；環、整域と体；ブール代数）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ヤマヒロト]

教科書として。 ぼやっとした定義の書き方、証明の仕方をするので物足りない感じが。 かと言ってわかりやすいかというと……　微妙である。

2015/01/24

[fuya]

離散数学という分野について幅広く解説

2018/09/04