出版社内容情報
電磁気学を初めて学ぶ人のためのやさしいテキスト。〔内容〕真空中の静電界／導体系と静電界／誘電体と静電界／静電界のいろいろな解法／電流／静磁界／磁性体と静磁界／電磁誘導／電界・磁界のエネルギーと力／マックスウェルの方程式
【目次】
1. 真空中の静電界
1.1 電荷
1.2 電荷と電荷の間に働く力
1.3 単位
1.4 電界
1.5 電気力線とガウスの法則
1.6 電位
1.7 ガウスの法則の微分形と，ポアッソンおよびラプラスの方程式
2. 導体と静電界
2.1 導体とその性質
2.2 帯電導体系の静電界
2.3 静電容量
2.4 導体系の電荷と電位
3. 誘電体と静電界
3.1 誘電体の分極
3.2 電束密度とガウスの法則
3.3 誘電体中のポアッソンおよびラプラスの方程式
3.4 誘電体の境界条件
4. 静電界のいろいろな解法
4.1 点電荷と導体，誘電体系の静電界――電気影像法――
4.2 導体と誘電体を含む静電界――ラプラスの方程式の変数分離
5. 電流
5.1 電流と電流密度
5.2 オームの法則と電気抵抗
5.3 電荷の保存と電流の連続性
5.4 定常電流界と静電界の類似性
5.5 起電力と電源
5.6 電気回路
5.7 電力と抵抗による損失
6. 静磁界
6.1 磁石による静磁界
6.2 電流による静磁界
6.3 磁界中の電流・電荷に働く力
7. 磁性体と静磁界
7.1 磁性体の磁化の強さと磁束密度
7.2 磁性体があるときのガウスの法則とアンペールの回路定理
7.3 等価電流と等価磁荷
7.4 電流とベクトルポテンシャル
7.5 磁性体の境界条件
7.6 磁性体の種類とその性質
7.7 強磁性体と永久磁石
7.8 磁気回路
8. 電磁誘導
8.1 電磁誘導現象
8.2 電磁誘導の基本式
8.3 インダクタンス
8.4 準定常電流回路の基本式
9. 電界・磁界のエネルギー力
9.1 準定常電流回路におけるエネルギー保存則
9.2 インダクタンス系のエネルギー
9.3 帯電導体系のエネルギー
9.4 電磁界のエネルギー密度
9.5 誘電体・磁性体のエネルギー
9.6 仮想変位と一般化力
10. マックスウェルの方程式の電磁波
10.1 変位電流
10.2 マックスウェルの方程式
10.3 境界条件
10.4 電磁波
10.5 平面波
10.6 ポインティングの定理
10.7 電磁界のポテンシャル
10.8 媒質境界による電磁波の振舞い
11. 付録 ベクトルの演算
11.1 ベクトル代数
11.2 ベクトルの微分
11.3 ベクトルの積分
11.4 ベクトル演算の諸公式
11.5 いろいろな座標系におけるベクトル演算
12. 参考文献
13. 演習問題の解答
14. 索 引
【編集者】
浜 田 博
【著者】
小 林 洋 志， 沢 新之輔
高 松 敏 文， 東 辻 浩 夫
浜 田 博， 三 池 秀 敏
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