出版社内容情報
塗装実務に携わっている技術者,関連業種の技術者・研究者のための最新のハンドブック。〔内容〕塗料概論/塗装概論/物性/設計/被塗物の性質と前処理/方法/はけ/タンポ/へら/ローラブラシ他/塗装と乾燥の設備/塗装ブース/紫外線硬化装置/電子線/粉体/カーテンフローコート/診断/色彩設計/安全・衛生・環境/プレコートメタル/車両/船舶/電気製品/建築/木工製品/スポーツ・レジャー/特殊塗料/うるし/カシュー/ガラス/ペーパー/皮/缶/制振塗料他
【目次】
1. 塗料概論
2. 塗装概論
3. 塗装の物性
4. 塗装の設計
5. 被塗物の性質と前処理
6. 塗装の方法
7. 塗装と乾燥の設備
8. 塗膜の診断
9. 色彩計画
10. 安全,衛生および環境
11. プレコートメタル
12. 自動車・軽車両(新車と補修)
13. 鉄道車両・コンテナ
14. 橋梁・鉄鋼構造物
15. 船 舶
16. 電気,電子部品
17. 機械類
18. 事務器,鋼製家具
19. 建 築
20. 木工製品
21. スポーツ,レジャー
22. 特殊塗装
23. 索 引
内容説明
本書は総論で、塗料、被塗物、塗装方法と設備、塗膜の診断といった観点から、塗装に関わる技術を展望した。また、色彩設計と安全、衛生および環境という今日的な課題についても述べた。塗料の用途は工芸塗装、汎用塗装、建築塗装、工業塗装、特殊塗装ときわめて多岐にわたる。塗装の基本的な目的は素材の保護と美観の付与であるが、このほかに塗料には多様な用途からのきわめて多岐にわたる機能の発現が求められる。こうした要請に応えるためには、使用環境を考慮した塗料の選択とともに、素地調整、塗膜構成、塗装方法、塗装環境や乾燥・硬化条件といった塗装条件の選択を抜きにして語ることはできない。各論では、各々の用途でのこうした内容を詳しく述べた。
目次
1編 総論(塗料概論;塗装概論;塗装の物性;塗装の設計 ほか)
2編 各論(プレコートメタル;自動車・軽車両―新車と補修;鉄道車両・コンテナ;橋梁・鉄鋼構造物 ほか)