渦―自然の渦と工学における渦

渦―自然の渦と工学における渦

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 257p/高さ 28X20cm
  • 商品コード 9784254200423
  • NDC分類 423.84

出版社内容情報

【目次】
1. 歴史的概観
 1.1 神話と先史
 1.2 古代と中世代
 1.3 ルネッサンス
 1.4 デカルトの渦理論
1.5 古典力学の時代
 1.6 20世紀における渦の概念と意義
2. 基本概念と運動学的考察
2.1 二つの定義
 2.2 物体の回転と保存の法則
 2.3 流線と流跡
 2.4 渦は目に見えるか?
 2.5 渦のスペクトル
3. 単純な渦の特性
3.1 状態変数と基本的法則
 3.2 平面渦と基本的な二つのタイプ
 3.3 バケツの実験
 3.4 吸込口と吐出口の渦
 3.5 幾つかの渦点の運動
3.6 カーブした渦管
4. 渦度
4.1 渦度の生成と拡散
 4.2 動力学的相似性
 4.3 数値実験
 4.4 非常に小さなレイノルズ数での流体運動
 4.5 境界層と剪断流
4.6 渦度の古典的理論
4.7 飛行に関するランチェスター-プラントル
5. 剥離
5.1 流れの剥離と渦の形成
 5.2 端縁の後の渦
 5.3 渦の離脱
 5.4 高速で泳ぐ魚の進化についてのメモ
 5.5 物体背後の3次元渦
5.6 旋回流
5.7 自由渦輪
6. 不安定と乱流
6.1 不安定とは何か?
 6.2 剪断流と境界層の不安定
 6.3 周期的な渦放出
 6.4 流動誘起振動
 6.5 回転物体
6.6 乱流に関する幾つかの説明
6.7 乱入渦の例
6.8 流れの抗力とその制御
7. 回転している系における流体の流れ
7.1 絶対回転とマッハの原理
 7.2 遠心力とコリオリ力
 7.3 回転している系における動力学的相似性
 7.4 双曲性
 7.5 回転容器内での循環
7.6 回転流体の不安定
8. 海洋と大気における成層
8.1 地球をおおう空気と水
 8.2 上昇および下降運動
 8.3 セル状対流
 8.4 成層流における渦の渦度
 8.5 回転流体と成層流体の間の類比
8.6 成層流体における回転
9. 大気,海洋,そして地球における循環
9.1 大気の大循環
 9.2 海洋の循環
 9.3 メキシコ湾流域
 9.4 研究室実験とコンピュータ計算
 9.5 地球の歴史への散歩
10. 大気と海洋における単独渦
10.1 渦スペクトルにおいて起こりやすい周波数範囲
10.2 局所的渦のもととしての寒冷前線とスコールライン
10.3 トルネードと水上竜巻
10.4 塵旋風
10.5 ラングミュア渦
10.6 渦潮
11. ハリケーン
11.1 歴史的記録
11.2 20世紀のハリケーン
11.3 ハリケーン発達の条件
11.4 熱機関としてのハリケーン
12. 宇宙の渦
12.1 秩序原理としての周期性
12.2 太陽系
12.3 惑星大気における循環と渦
12.4 回転している星
12.5 風変わりな渦星
12.6 銀河渦
12.7 人間の知覚の限界
13. 人名索引
14. 事項索引

【著者】
H.J.ルークト
【監訳者】
大 橋 秀 雄
【訳者】
山 口 信 行

目次

1. 歴史的概観
2. 基本概念と運動学的考察
3. 単純な渦の特性
4. 渦度
5. 剥離:6. 不安定と乱流
7. 回転している系における流体の流れ
8. 海洋と大気における成層
9. 大気、海洋、そして地球における循環
10. 大気と海洋における単独渦
11. ハリケーン
12. 宇宙の渦

最近チェックした商品