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環境考古学ハンドブック

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  • サイズ A5判/ページ数 706p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784254180169
  • NDC分類 202.5
  • Cコード C3040

出版社内容情報

遺物や遺跡に焦点を合わせた従来型の考古学と訣別し,発掘により明らかになった成果を基に復元された当時の環境に則して,新たに考古学を再構築しようとする試みの集大成。人間の活動を孤立したものとは考えず,文化・文明に至るまで気候変化を中心とする環境変動と密接に関連していると考える環境考古学によって,過去のみならず,未来にわたる人類文明の帰趨をも占えるであろう。各論で個別のテーマと環境考古学のかかわりを,特論で世界各地の文明について論ずる。

内容説明

本書は、世界ではじめて刊行される本格的な「環境考古学ハンドブック」である。捏造事件でゆれる現在の日本の考古学界が、信頼をとりもどすためには、本書で述べる環境考古学的アプローチが、なによりも必要であろう。自然科学的な実証的事実に立脚した、確実な論拠に立たないかぎり、日本の考古学や考古学者が、信頼をとりもどせることはないだろう。先入観や仲間意識をすてさり、真摯に本書をお読みいただければ、日本の考古学の進むべき道が見えてくるはずである。

目次

第1編 環境考古学総論
第2編 環境考古学各論(炭素14年代キャリブレーション;放射線効果年代測定;古地磁気編年と環境磁気学;宇宙からの考古学 ほか)
第3編 環境考古学特論(長江文明の環境考古学;インダス文明の環境考古学;エジプト文明の環境考古学;メソポタミア文明の環境考古学 ほか)

著者等紹介

安田喜憲[ヤスダヨシノリ]
1946年三重県に生まれる。1974年東北大学大学院理学研究科博士課程退学。現在、国際日本文化研究センター教授、理学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

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☆調査手法のハンドブック。 できれば、データ集(生でなく、とりまとめたもの)がほしい。2016/10/01

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