目次
第1章 土壌動物とは何か(土壌は生物多様性の宝庫;土壌動物の範囲と種類 ほか)
第2章 分類群(ウズムシ目;マキガイ綱(腹足綱) ほか)
第3章 野外におけるマクロ撮影方法(コンパクトデジタルカメラを使う場合;デジタル一眼カメラ(一眼レフ・ミラーレス一眼)を使う場合 ほか)
第4章 土壌動物を対象とした自然観察会の案内(観察会の手引き;環環指標動物としての土壌動物―「自然の豊かさ」について)
著者等紹介
萩原康夫[ハギワラヤスオ]
昭和大学富士吉田教育部准教授
吉田譲[ヨシダユズル]
株式会社PCER/写真家
島野智之[シマノサトシ]
法政大学自然科学センター教授
塚本勝也[ツカモトカツヤ]
写真家
前原忠[マエハラタダシ]
東京大学大学院農学生命科学研究科助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やま
9
土の中に住む生き物たちが写真で紹介されています。ちょっと見たくない方々もいますが、それはそれで興味深い。様々な生き物が住んでいますね。2020/04/17
スリカータ
7
普段は目に触れることがない土の中の生きものに興味がある。ダニやムカデなど、直視したくない虫もいたが、思いの外、トビムシ類が可愛かった。子供の頃、庭で飛び跳ねる1ミリほどの白い虫の正体がトビムシだった。ケラが載っているかと期待したが、残念。2020/02/16
7a
6
ウズムシ、カタツムリ、ミミズ、ヒル、ダニ、サソリ、クモ、ムカデ、ヤスデ、ワラジムシ、トビムシなどなど。ウズムシ目、マキガイ目は苦手なので目を細めてページを捲る手も早くなりましたけども、ダニには可愛い奴もいました。足元にもあるちょっとした癒やし。2020/04/07
hinata
2
美しいかどうかは見る人のよって様々だと思うけれど、こんな何ミリという小さな虫たちがそこら中にいてそれを写真に撮るということに驚かされます。ミミズやムカデなんてふつうに見ているものでもこんなに種類がいる、まして落ち葉の下にいるような生きものなど気づきもしない。不思議な世界でした。2020/04/25
kaz
1
ダンゴムシは美しいと思う人もいるかもしれないが、ダニなどは、さすがにあまり美しいとは思わない。ただし、土の中に棲む様々な生き物は興味深い。図書館の内容紹介は『土の中でひそかに、しかし一生懸命生きている土壌動物たち。その生き生きとした美しい姿を超拡大写真で紹介し、実際に探すときの手がかりとなる、撮影した際の細かな情報を掲載する。野外におけるマクロ撮影方法も収録』。 2022/09/19