内容説明
大きな視点と「クローズアップ」で、東京の地理の全体像を知る!
目次
序章 東京を見る
第1章 東京の地形
第2章 東京の気候
第3章 東京の動植物
第4章 東京の水と海
第5章 東京の歴史と文化
第6章 東京に住む
第7章 東京の経済
第8章 東京の観光
終章 東京の未来
著者等紹介
菊地俊夫[キクチトシオ]
1955年栃木県に生まれる。1983年筑波大学大学院地球科学研究科博士課程修了。現在、東京都立大学大学院都市環境科学研究科教授。理学博士
松山洋[マツヤマヒロシ]
1965年東京都に生まれる。1994年東京大学大学院理学系研究科博士課程中途退学。現在、東京都立大学大学院都市環境科学研究科教授。博士(理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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センケイ (線形)
10
東京の特徴って都市圏人口最多だからとかに留まらないんだよな。独自の地層やアジア的な近代化、何度とない復興の積み重ねの上にその多数のオブジェクトの位置関係やネットワークが成り立っているんだなぁと。人口規模ゆえにそれらの多層的な文化や目まぐるしさはプレゼンスも大きいから、海外 (出身) のアーティストがそんなカオスさを絵に描いているのを幾つか見たことがある。そうした東京像みたいなものが、改めて愛おしく感じられてきた。2022/02/06
スプリント
7
生活している地域なのですべてが興味深い。 2020/10/20
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1
東京23区、東京都、首都圏 東京は冬の平均気温が雪と雨の境目の微妙な気温に近い。雪が残れば反射率(アルベド)が上がり、「雪-反射率-気温変化」に繋がる: アイス・アルベド・フィードバック 赤坂、溜池、麻布十番に魚や割烹の店が多いのも元は地下水の豊富さによる。 関東ローム層、浅間山噴火火山灰のことを久しぶりに思い出した。東京駅と上野駅についてもう少し調べたい。2025/01/28
お抹茶
1
東京の気候や地質など自然地理学の内容がやや多い。1994年からの20年間で,江東区や江戸川区のほとんどの工場で土地利用が変化し,東京大都市圏では工場が51%減。ただし,物流施設に転用した土地はもっとあるそうだ。2022/03/23