図説 地球科学の事典

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  • サイズ B5判/ページ数 248p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784254160727
  • NDC分類 450
  • Cコード C3544

出版社内容情報

中心核から地殻までの科学を理解するための基礎知識を各項目見開き2頁のオールカラーで解説。現代の観測技術,計算手法の進展によって新しい地球の姿を図・写真や動画で理解できるようになった。地球惑星科学の基礎知識108の項目を見開きページでビジュアルに解説した本書は自習から教育現場まで幅広く活用可能。多数のコンテンツもweb上に公開し,内容の充実を図った。〔内容〕地殻・マントル・造山運動/地球史/地球深部の物質科学/地球化学/測地・固体地球変動/プレート境界・巨大地震・津波・火山/地球内部の物理学的構造/シミュレーション/太陽系天体

第1章 地殻・マントルを含めた造山運動(日本の地質付加体)
1.1 流動するマントル
1.2 流動する岩石と大陸の変形
1.3 岩石の破壊と断層
1.4 広くかたく,狭くやわらかいリソスフェア
1.5 付加体と成長する大陸
1.6 沈み込みと変成作用
1.7 大陸衝突
1.8 地殻の超高圧・超高温極限
1.9 高地の形成と拡大
1.10 岩石の埋没と上昇
1.11 造山運動の時間スケール
1.12 沈み込み帯の地震

第2章 地球史
2.1 地球・月系の誕生と初期分化
2.2 冥王代地球の痕跡
2.3 初期地球の海洋底熱系
2.4 太古代-原生代地質
2.5 沈み込み帯の熱史と物質循環
2.6 固体地球の熱化学進化
2.7 超大陸の形成とウィルソンサイクル
2.8 固体地球と生命・表層環境(太古代)
2.9 固体地球と生命・表層環境(原生代)
2.10 巨大火成岩区と地球史
2.11 地球外物質と地球・生命史
2.12 核の進化と地球磁場変動

第3章 地球深部の物質科学
3.1 超高圧実験技術の発展
3.2 第一原理計算による超高圧物性予測
3.3 量子ビームの高圧実験への応用
3.4 鉱物とマグマの密度・粘性
3.5 弾性波速度
3.6 電気伝導度・熱伝導度
3.7 相関係と熱力学
3.8 マントル深部の物質科学
3.9 核の物質科学
3.10 沈み込むスラブの挙動
3.11 含水鉱物と地球深部水の循環
3.12 変形・破壊と地球内部のダイナミクス
3.13 融解・元素分配と地球内部の分化
3.14 超深部起源ダイヤモンド
3.15 新物質の超高圧合成

第4章 地球化学:物質分化と循環
4.1 岩石・マグマ・超臨界流体
4.2 元素分配・同位体分別
4.3 状態分析と元素循環
4.4 絶対年代
4.5 相対年代,モデル年代,他の年代測定法
4.6 堆積岩と堆積過程
4.7 地球内部-表層の物質循環
4.8 マントルの化学構造と進化
4.9 リソスフェア-アセノスフェアの化学構造
4.10 地殻の化学構造と進化
4.11 鉱床・新資源
4.12 沈み込み帯の物質循環
4.13 火山と噴火
4.14 地震・地殻変動と流体
4.15 ビッグデータ解析

第5章 測地・固体地球変動
5.1 プレート運動
5.2 地震に伴う地殻変動
5.3 リソスフェアの変形
5.4 後氷期地殻変動
5.5 島弧の第四紀地殻変動
5.6 地球重力場と時間変化
5.7 地球回転
5.8 潮汐
5.9 スロー地震
5.10 GNSS
5.11 合成開口レーダー
5.12 海底測地観測

第6章 プレート境界の実像と巨大地震・津波・火山
6.1 世界と日本の地震活動
6.2 地震のメカニズムと応力分布
6.3 大地震の破壊過程
6.4 東北地方太平洋沖地震の概要
6.5 大地震の発生に至る過程
6.6 津波
6.7 内陸地震と活断層
6.8 古地震と古津波
6.9 地震波動と強震動
6.10 島弧の火山活動
6.11 地震活動と火山の相関

第7章 地球内部の地球物理学的構造
7.1 地球の1次元(球殻)構造
7.2 グローバルマントル構造
7.3 上部マントル
7.4 マントル遷移層
7.5 海洋性地殻
7.6 海洋マントル
7.7 大陸地殻
7.8 大陸マントル
7.9 プレート沈み込み帯の地殻
7.10 プレート沈み込み帯のマントル
7.11 中央海嶺の地殻
7.12 中央海嶺下のマントル
7.13 マントルプルーム
7.14 下部マントル,D",コア-マントル境界
7.15 外核の構造
7.16 内核 付録1

第8章 地殻・マントルシミュレーション
8.1 地殻ダイナミクスシミュレーション
8.2 全マントル対流シミュレーション
8.3 コアダイナミクスシミュレーション
8.4 マントルダイナミクスに関する数値解析手法
8.5 コアダイナミクスに関する数値解析手法
8.6 固体地球シミュレーションと可視化

第9章 太陽系天体
9.1 太陽系内の惑星たち
9.2 灼熱の惑星,金星
9.3 火星探査の歴史
9.4 火星の進化史
9.5 地球の衛星,月
9.6 木星の活発な衛星たち
9.7 土星の特異な衛星たち
9.8 小さく多様な小天体
9.9 はやぶさとはやぶさ2のミッション
参考文献

鳥海光弘[トリウミミツヒロ]
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入舩徹男[イリフネテツオ]
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岩森光[イワモリヒカル]
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ウォリスサイモン[ウォリスサイモン]
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小平秀一[コダイラシュウイチ]
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小宮剛[コミヤツヨシ]
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阪口秀[サカグチヒデ]
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鷺谷威[サギヤタケシ]
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末次大輔[スエツグダイスケ]
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中川貴司[ナカガワタカシ]
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宮本英昭[ミヤモトヒデアキ]
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内容説明

地殻、マントル、コア、造山運動、大陸衝突、沈み込み帯、地球の誕生、超大陸、地球深部、超高圧、地震、津波、火山、シミュレーション、太陽系天体。現代の観測技術、計算手法によって視覚化された地球の最新の姿を108のキーワードで学ぶ。全項目見開きページの読み切り形式で解説。豊富な図・写真をオールカラーで掲載。

目次

第1章 地殻・マントルを含めた造山運動―日本の地質付加体
第2章 地球史
第3章 地球深部の物質科学
第4章 地球化学:物質分化と循環
第5章 測地・固体地球変動
第6章 プレート境界の実像と巨大地震・津波・火山
第7章 地球内部の地球物理学的構造
第8章 地殻・マントルシミュレーション
第9章 太陽系天体

著者等紹介

鳥海光弘[トリウミミツヒロ]
海洋研究開発機構海洋科学技術イノベーション推進本部/東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。