中国化学史

中国化学史

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  • サイズ A5判/ページ数 356p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784254140484
  • NDC分類 430.222
  • Cコード C3043

出版社内容情報

中国化学史は世界の化学技術史でもある。本書は中国化学史の泰斗が広く深く展開する読者待望の書。〔内容〕陶磁/青銅と白銅と黄銅/鉄と鋼/製塩/顔料と漆と染料/煉丹術/製紙/火薬/醸造/本草の化学/西洋近代化学の伝来/年譜

【目次】
1. 陶磁,この脆くして永遠なるもの
 1.1 彩陶と黒陶
 1.2 白陶,印紋硬陶そして釉陶
 1.3 瓦と磚
 1.4 琉璃,鉛釉陶そして青磁の出現
 1.5 唐三彩,白磁,そして青磁
 1.6 宋代窯業の高度の創造性
 1.7 青 花
 1.8 闘彩と五彩と粉彩
 1.9 銅紅釉
 1.10 明清代の景徳鎮
 1.11 中国陶磁の世界的進出
2. 青銅と白銅と黄銅
 2.1 中国青銅技術の起源
 2.2 甘粛青海地区の紅銅器と早期青銅器
 2.3 中原地区の早期青銅器
 2.4 中国青銅技術の成熟
 2.5 組 成
 2.6 白 銅
 2.7 黄 銅
 2.8 胆銅法
3. 鉄と鋼
 3.1 中国の鉄冶金の特色
 3.2 春秋戦国時代:製鉄技術の草創
 3.3 漢代:製鉄技術の発展期
 3.4 南北朝時代:製鋼技術の成熟
 3.5 唐代から明代にかけての発展
4. 製 塩
 4.1 海 塩
 4.2 井 塩
 4.3 池 塩
 4.4 石 塩
5. 顔料と漆と染料
 5.1 顔 料
 5.2 漆
 5.3 染 料
6. 煉丹術
 6.1 神仙幻想と仙薬の探求
 6.2 煉丹術の形成
 6.3 煉丹術の集大成,『抱朴子』
 6.4 煉丹術の理論的背景
 6.5 最盛期の煉丹術
 6.6 古代中国における金
 6.7 黄白術
 6.8 煉丹術の設備
 6.9 金丹中毒
7. 製 紙
 7.1 紙以前の書写材料
 7.2 製紙技術の起源
 7.3 前漢紙
 7.4 蔡侯紙
 7.5 晋代から唐代までの製紙
 7.6 宋代から清代までの製紙
 7.7 印刷術の発明と発展
 7.8 製紙術と印刷術の国外への伝播
8. 火 薬
 8.1 火薬の起源
 8.2 火薬兵器と花火
 8.3 火薬の西伝
 8.4 明代における火薬の発達
9. 醸 造
 9.1 醸造の起源
 9.2 製 麹
 9.3 醸 造
 9.4 薬 酒
 9.5 葡萄酒
 9.6 蒸留酒
 9.7 酢とみそと醤
10. 本草の化学
 10.1 本草書の無機化学記述
 10.2 「秋石」性ホルモン説
11. 西洋近代化学の伝来
 11.1 イエズス会士のもたらしたもの
 11.2 墨海書館
 11.3 京師同文館と江南製造局
 11.4 格致書院
 11.5 戊戌変法前後
12. 中国史主要朝代略表
13. 年 譜
14. 索 引

目次

第1章 陶磁、この脆くして永遠なるもの
第2章 青銅と白銅と黄銅
第3章 鉄と銅
第4章 製塩
第5章 顔料と漆と染料
第6章 煉丹術
第7章 製紙
第8章 火薬
第9章 醸造
第10章 本草の化学
第11章 西洋近代化学の伝来

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

周藝傑

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素晴らしい一冊だ。このような中国の化学史は前中国に居た頃ずっと読みたかった。本書は専門別で化学史を述べたが、もし時間があれば、年別の化学史も読みたいと思う。本書を書くため、筆者は中国古文を沢山を見たことに驚いた。その中に、何冊の本を私も見たいな。2014/09/04

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