出版社内容情報
ニュートンから始まるともいわれる物理学は20世紀を迎えて大きな発展をみせたが,マンデルブロの提唱したフラクタルという概念により更なる飛躍の可能性が本書で示される。〔内容〕力学/電気と磁気/量子力学/統計物理学/フラクタル
【目次】
1. 力 学
1.1 質点の力学
1.2 質点系の力学
1.3 解析力学
1.4 剛体の力学
1.5 連続体力学
1.6 練習問題
2. 電気と磁気
2.1 真空の電気力学
2.2 物質での電気力学
2.3 相対性理論
2.4 演習問題
3. 量子力学
3.1 基本概念
3.2 シュレーディンガー方程式
3.3 角運動量と原子構造
3.4 摂動論と散乱
3.5 演習問題
4. 統計物理学
4.1 確率とエントロピー
4.2 平衡状態の熱力学
4.3 理想的な系と実際の系での統計力学
4.4 演習問題
5. フラクタル
5.1 規則的なフラクタル
5.2 ランダムなフラクタル:等方的なランダム歩行
5.3 単一の長さ
5.4 関数方程式とスケーリング:1変数
5.5 偏りのないランダムな歩行のフラクタル次元
5.6 普遍性のあるモデルと有効なパラメータ
5.7 関数方程式とスケーリング:2変数
5.8 フラクタルと臨界次元
5.9 フラクタル凝集
5.10 自然界に見られるフラクタル
6. 訳者あとがき
7. さらに進むために
8. 索 引
目次
1 力学
2 電気と磁気
3 量子力学
4 統計物理学
5 フラクタル