出版社内容情報
好評の旧版に加筆・アップデート.データを見る目を磨き,センスある研究を遂行するために。好評の旧版に加筆・アップデート。データを見る目を磨き,センスある研究を遂行するために。〔内容〕randomness/統計学的推測の意味/研究デザイン/統計解析以前のデータを見る目/平均値の比較/頻度の比較/イベント発生までの時間の比較
丹後俊郎[タンゴトシロウ]
著・文・その他
目次
第1部 基礎編(randomness―新しい知識の創造;統計学的推測の意味―無作為化の重要性;研究デザイン―無作為割り付けの重要性;統計解析以前のデータをみる目)
第2部 アラカルト編(平均値の比較;頻度の比較;イベント発生までの時間の比較;付録)
著者等紹介
丹後俊郎[タンゴトシロウ]
1950年北海道に生まれる。1975年東京工業大学大学院理工学研究科修了。国立保健医療科学院・技術評価部部長を経て、医学統計学研究センター長。医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ONE_shoT_
1
目的に応じて適切な調査研究のデザインをつくり、必要なデータを収集し、統計解析をする一連のプロセスに必要な「統計学のセンス」(注意事項)をまとめた一冊。無作為割り付けの重要性や、平均・頻度の比較における注意点などが参考になります。序文にある「経験と知識にもとづく試行錯誤の結果として得られたデータの整理と、新しい知識の創造をめざす計画的な研究から得られる科学的データは質が異なる」という文言はなるほどと思いました。過去に蓄積されたデータに、便利な統計手法を安易に適用するのは危険だということですね。2019/02/27
yaginuuun
0
医学統計シリーズということもあって内容は医学的な用語が多いが一般化可能な部分も多く非常に学びがありました。2020/08/05