出版社内容情報
〔内容〕RCTの原理/無作為割り付けの方法/目標症例数/経時的繰り返し測定の評価/臨床的同等性/非劣性の評価/グループ逐次デザイン/複数のエンドポイントの評価/ブリッジング試験/群内・群間変動に係わるRCTのデザイン
内容説明
本書は、RCTの統計学的デザインと評価を考える入門書を目指している。筆者が係わってきた医薬品開発における臨床治験のコントローラー・医学統計アドバイザーの業務、薬事審議会新薬調査会委員などの経験を基に、RCTに必要な「統計学的考え方、統計モデル」を具体的事例を通してまとめたものである。
目次
1 RCTの原理
2 無作為割り付けの方法
3 目標症例数:標本サイズの計算
4 経時的繰り返し測定の評価
5 臨床的同等性・非劣性の評価
6 グループ逐次デザイン
7 複数のエンドポイントの評価
8 外国臨床試験成績の日本への外挿―ブリッジング試験
9 群内・群間変動に係わるRCTのデザイン
著者等紹介
丹後俊郎[タンゴトシロウ]
1950年北海道に生まれる。1975年東京工業大学大学院理工学研究科修了。現在、国立保健医療科学院技術評価部部長、医学博士
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