行動計量学シリーズ<br> 現代テスト理論

行動計量学シリーズ
現代テスト理論

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  • サイズ A5判/ページ数 200p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784254126471
  • NDC分類 371.7
  • Cコード C3341

出版社内容情報

人間の特性の理解や教育測定にテストは不可欠である。現代テスト理論の特質と応用をプログラムによる実例を交えて解説。〔内容〕古典的テスト理論/一般化可能性理論/項目応答理論/テストのシミュレーション/特性値の推定

【目次】
1. 古典的テスト理論
 1.1 測定理論の歴史的背景
 1.2 古典的テスト理論における基本関係式
 1.3 信頼性係数の推定(同族関係)
 1.4 古典的テスト理論の利用と問題点
2. 一般化可能性理論
 2.1 問題の背景
 2.2 一般化可能性研究(G-研究)
 2.3 決定研究(D-研究)
 2.4 計算例
 2.5 決定研究への応用
3. 項目応答理論
 3.1 歴史的概説
 3.2 テスト得点と能力
 3.3 能力と応答パタン
 3.4 テストの得点分布
 3.5 測定の精度と情報関数
 3.6 種々の項目特性関数
 3.7 ロジスティック・モデル
 3.8 パラメータ値の推定
4. テストのシミュレーション
 4.1 シミュレーション計画
 4.2 使用したパラメータの条件
 4.3 シミュレーション・プログラムの操作手順
 4.4 結果が示唆するテスト得点の性質
 4.5 応答者が能力分布とテスト得点の分布
 4.6 実際のデータの場合
5. 提供プログラム(IRT)による特性値の推定
 5.1 既知の項目困難度と能力特性値からの応答パタンの生成
 5.2 応答パタンからの未知パラメータの推定
 5.3 出力結果
 5.4 例
 5.5 既存プログラムとの比較
6. 項目応答理論の応用と展開
 6.1 テスト得点の等化
 6.2 項目応答理論による共通尺度の作成
 6.3 適応型テストへの応用
 6.4 多値応答モデルへの展開
7. 付 録
 7.1 テスト・シミュレーション・プログラム(ICC)
 7.2 テスト・パラメータ推定プログラム(IRT)
 7.3 ロジット標準点換算プログラム(KANSAN)
8. 参考文献
9. 索 引

内容説明

本書では、パソコンによるシミュレーション実験をふんだんに取り入れながら、単に本を読んで意味を頭で理解するだけでなく、パソコン体験を通して実際のテストの動きと同じようなテストを再現し、その振る舞いを観察することからテスト理論の意味を理解していただくことを心掛けた。

目次

1 古典的テスト理論
2 一般化可能性理論
3 項目応答理論
4 テストのシミュレーション
5 提供プログラム(IRT)による特性値の推定
6 項目応答理論の応用と展開