出版社内容情報
〔内容〕スポーツ人口の計量と予測/スポーツの社会動態と統計(施設,世論形成,体力と運動能力,施設の最適配置,観客,政策,健康生活行動)/スポーツ競技の統計分析(バレーボール,サッカー,水泳競技,陸上競技,野球)/他
内容説明
スポーツ人口、スポーツ施設数などのような社会的・集団的数量としてスポーツ現象を取り扱う社会統計学的領域、スポーツ医学・心理学、体力学、バイオメカニクスなどの領域で利用されてきた数理統計学の応用的領域(これは得られたデータに統計的検定や推定、多変量解析などの方法を適用した領域で、統計的手法が研究の補助手段として利用される)、スポーツ競技やゲームにおける確率論的研究領域、例えば球技などのようにスポーツ現象自体が確率で記述され、これを解析することからスポーツ現象の統計的法則性を明らかにしたり、それをスポーツの実践で利用しようとする領域。本書では、以上の立場からのスポーツ統計(学)の構成について考え、初次的な接近を試みた。
目次
1 スポーツ人口(スポーツマンとは何か;スポーツ人口の現在;スポーツ人工の将来推計)
2 スポーツの社会動態と統計(スポーツ施設の統計;スポーツに対する世論形成;体力と運動能力の統計;スポーツ施設の最適配置 ほか)
3 スポーツ技術の統計分析(バレーボールゲームの統計分析;サッカーゲームの統計分析;水泳競技の統計分析;陸上競技の統計分析 ほか)