内容説明
データを適切に処理し活用するための手法を基礎から解説。統計手法によって得られる情報を、実感をもって理解できる。数式の導出を丁寧に解説。高校数学レベルで理解できる。不確かさ評価に関心のある方、必読!!
目次
1 測定データを扱うにあたって
2 統計の基礎について
3 正規分布
4 分散分析
5 回帰分析
付録
著者等紹介
田中秀幸[タナカヒデユキ]
2000年筑波大学大学院工学研究科修了。現在、独立行政法人産業技術総合研究所計測標準研究部門計量標準システム科計量標準基盤研究室主任研究員。博士(工学)
高津章子[タカツアキコ]
1984年東京大学大学院理学系研究科修了。現在、独立行政法人産業技術総合研究所計測標準研究部門総括研究主幹、有機分析科長(兼)、バイオメディカル標準研究室長(兼)。薬学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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白パラガス
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専門書は登録しないつもりでいましたが,参考文献の整理のために登録することにします,,。誤差論(統計学)を勉強するうえで,誤差・不確かさの伝播則,回帰分析のばらつきの評価について,その公式の導出過程を詳しく学ぶために借りた本。難しい説明には理解を助ける図も挿入されており,良いテキストだと思うが,余計な記号の導入をなるべく避けて,数式の中身をあらわにして数式を展開している部分が多いためか,読んでいる途中でわずらわしく思えてくる。初学者(私のような)にはややとっつきにくい部類の本かもしれない。2019/04/12
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- 和書
- 近代立憲主義と他者