出版社内容情報
理工系や経営・経済などの分野にとらわれず,コンピュータやネットワークを通して広く情報を扱う。〔内容〕情報学とは/コンピュータの構成/インターネットとその仕組/データ通信の原理/コンピュータ言語/情報ベース/問題解決法/他
【目次】
1. 情報学と情報の表現
1.1 情報学とは
1.1.1 高度情報化社会の到来
1.1.2 情報学とは
1.1.3 情報の獲得,表現,蓄積,伝達,処理
1.2 情報の表現
1.2.1 デジタルデータ
1.2.2 数の表現
1.2.3 文字の表現
1.2.4 マルチメディアデータの表現
2. コンピュータとネットワークの仕組み
2.1 コンピュータの構成
2.1.1 ハードウェア
2.1.2 オペレーティングシステム
2.1.3 アプリケーション・プログラム
2.2 パーソナルコンピュータ
2.2.1 コンピュータの進化
2.2.2 パーソナルコンピュータ
2.3 インターネット
2.3.1 インターネットの歴史
2.3.2 TCP/IP
2.3.3 インターネット上のサービス
2.3.4 公開鍵暗号システム
2.3.5 インターネット社会の淑女と紳士
2.4 ネットワークの仕組み
2.4.1 通信プロトコルと階層
2.4.2 LAN
2.4.3 WAN
2.4.4 分散コンピューティング
3. コンピュータの物理
3.1 コンピュータの原理
3.1.1 論理回路
3.1.2 順序回路
3.1.3 計算の速度
3.2 物理的素子
3.2.1 素子の種類
3.2.2 集積回路
3.3 データ通信の原理
3.3.1 通信の種類
3.3.2 変調
3.3.3 速度
3.3.4 流れの方向
3.3.5 多重化方式
4. コンピュータの言語
4.1 アルゴリズム
4.1.1 アルゴリズムとは
4.1.2 基本的なアルゴリズム例
4.1.3 アルゴリズムの表現法
4.1.4 遺伝的アルゴリズム
4.2 プログラミング言語
4.2.1 プログラミング言語とは
4.2.2 コンパイラとインタプリタ
4.2.3 プログラムの作成
4.2.4 プログラミング言語の構成要素
4.2.5 オブジェクト指向
4.3 目的に応じた言語
4.3.1 ネットワークプログラミング言語
4.3.2 文書整形言語LATEX
4.3.3 コンピュータグラフィックス言語
4.3.4 さまざまな目的に応じた言語
5. 応用システム
5.1 情報ベース
5.1.1 データベース
5.1.2 ハイパーメディア
5.1.3 エキスパートシステム
5.2 問題解決へのアプローチ
5.2.1 シミュレーションと可視化
5.2.2 人文科学研究支援システム
5.3 情報化とこれからの社会
6. 参考文献
7. 索 引
内容説明
本書は5つのパートから成っています。Part1では、データのデジタル表現法などの基礎知識を説明します。Part2では、コンピュータやネットワークについて概説します。ハードウェアはPart3で扱います。Part4では、アルゴリズムやプログラミング言語などのソフトウェアを扱い、またネットワークプログラミング言語、LATEXなどさまざまな目的に応じた言語を紹介します。Part5では、データベースやエキスパートシステムなどの最近の傾向を論じたのち、問題解決の2つの事例について述べ、情報化とこれからの社会を考察して結びとなります。
目次
1 情報学と情報の表現
2 コンピュータとネットワークの仕組み
3 コンピュータの物理
4 コンピュータの言語
5 応用システム