出版社内容情報
パソコンの“未成熟性”を突き抜け超分散の世界へ。〔内容〕購入から「仕掛けづくり」/電源入れから停止まで/電子掲示板/電子の手紙/入力/手紙/電子情報の保存/実務文書/電子新聞/個人の環境づくり/メディア・人間解放
【目次】
1. まえがき
1.1 この本は誰のために書かれたか?
1.2 パーソナル・コンピュータは未成熟商品である
1.3 文化としてのパーソナル・コンピュータ
1.4 『ケーブル』がコンピュータを変えた
2. 購入から「仕掛けづくり」まで
2.1 コンピュータはいつどこで買えばよいか
2.2 DOS(ドス)とMac(マック)
2.3 IBMとDOSとの切れない関係
2.4 Mac(マック)の登場は「1984年」だった
2.5 DOSは「軽自動車」の魅力
2.6 ウィンドウズ,マック,そしてDOS
2.7 どうなる?これからのパーソナル・コンピュータ
2.8 仕掛けづくりは「プロ」に頼むべきである
2.9 電脳銀河系1:チップ
3. 電源を入れてから停止するまで
3.1 これからの話の進め方
3.2 電源を切るな!
3.3 電源の入れ方
3.4 機械は壊れにくい!
3.5 情報は壊れやすい!
3.6 ゆきづまったらリセット
3.7 CPUはコンピュータの頭脳部分
3.8 入力装置
3.9 出力装置
3.10 その他の周辺装置
3.11 「便利な情報の保管庫=フロッピー」の準備
3.12 フロッピーの初期化作業(フォーマット作業)
3.13 電源を入れてから停止するまでの「作法」
3.14 電脳銀河系2:ビット
4. 電子の掲示板に書き込む
4.1 掲示板とは
4.2 コンピュータ・ネットワークの誕生
4.3 コンピュータ・ネットワークとの利用契約
4.4 絶対に忘れてはいけないもの3つ
4.5 通信の仕組み――モデムとアクセスポイント
4.6 「ログイン」のやり方
4.7 「オートログイン」は薦めたくない
4.8 自由の獲得はあなたの問題だ
4.9 電脳銀河系3:論理演算
5. 電子の手紙が世界を駆けめぐる
5.1 電子の手紙の仕組みは郵便の私書箱と同じである
5.2 電子の手紙も「あて名」が必要
5.3 「題名」と「本文」を書く
5.4 いよいよ手紙を送る
5.5 手紙を受け取る
5.6 テキストの世界は標準の世界
5.7 「テキストファイル」での保存
5.8 資源の共用とお金の話
5.9 手紙の送信(アップロード)
5.10 手紙の受信(ダウンロード)
5.11 情報の秘密保持は大丈夫か
5.12 インターネット――地球規模のネットワークへ
5.13 電脳銀河系4:ウィズィウィグ
6. キーボードを見ないで入力する
6.1 タイプライター文化と高齢化社会
6.2 ローマ字入力
6.3 キーを見ないで入力=タッチタイピングの効用
6.4 タッチタイピングの練習方法は以外に簡単
6.5 基本はホームポジション
6.6 「ローマ字」と「英字」は違う
6.7 「caps」キー,「カナ」キーのロック(固定)にご注意
6.8 コンピュータの世界では「英字入力」が重要
6.9 声を出して練習したほうがよい
6.10 練習は一気に……イメージトレーニングのすすめ
6.11 タイピングと手書きと
6.12 電脳銀河系5:カウンター・カルチャー
7. 手紙を書く
7.1 日本語入力の仕組み
7.2 まずローマ字入力
7.3 文節に区切って漢字に変換する
7.4 文節の切り直しが重要
7.5 挿入と削除
7.6 知っていると便利な「取り消し」作業
7.7 コピーとペースト(複写)
7.8 カットとペースト(移動)
7.9 用紙の設定と書式の設定
7.10 手紙に名前をつける
7.11 手紙を保存する
7.12 電脳銀河系6:LAN
8. 電子情報を保存する
8.1 電子情報は壊れやすい
8.2 CPUとメモリと補助記憶装置
8.3 保存場所の確認
8.4 名前(ファイル名)の確認そして保存
8.5 情報(ファイル)を整理して保存する
8.6 「引き出し」を作って保存する
8.7 作業途中の「保存」が大切
8.8 「保存」してはいけないこともある
8.9 情報(ファイル)に付けた名前を変更する
8.10 最終解決はバックアップファイル(予備ファイル)しかない
8.11 電脳銀河系7:地球村の彼方
9. 実務文書を作る
9.1 谷崎潤一郎の『文章読本』
9.2 コンピュータと実用
9.3 「日本語文書処理技能検定試験」について
9.4 文書処理技術常識問題の説明
9.5 文書判読問題の説明
9.6 入力問題
9.7 文書作成・技巧問題
9.8 実務文書の実際
9.9 電脳銀河系8:ハイパーカード
10. ネットワークを利用した電子新聞の試み
10.1 電子新聞とは
10.2 電子掲示板を使っての共同作業
10.3 英文ワープロで記事入力
10.4 タイトルの決定
10.5 日本語のタイトルと要約・解説の作成
10.6 記事データベースができる
10.7 記事データを読む
10.8 読み出したファイルの掃除
10.9 題字とテーマの決定
10.10 記事の編集作業
10.11 印刷と配布
10.12 コンピュータ・ネットワークによる配布
10.13 ムービー(動画)も面白い
10.14 電脳銀河系9:バーチャル
11. 個人の環境づくりのために
11.1 個人で使うコンピュータ
11.2 本体内蔵のハードディスクに個人の情報を保管しない
11.3 情報の保管は本体外部の記憶装置に
11.4 なぜ普及しない「黒白(Black & White)ディスプレイ」
11.5 仕事で使うならディスプレイに投資
11.6 放射の遮蔽(シールド)の問題
11.7 家庭内ネットワークの楽しみ
11.8 マニュアルの読み方
11.9 「大災害」に備えて
11.10 魔法のソフトウエアの話
11.11 結局はバックアップ
11.12 フリーウエアも悪くない
11.13 「お薦めの機械」はあるか
11.14 電脳銀河系10:ノマド
12. コンピュータ・メディア・人間解放
12.1 「始めにシステムがあった.」
12.2 道具としてのコンピュータと文化との緊張
12.3 メディアとしてのコンピュータ
12.4 学ぶことと教えることの対立
12.5 コンピュータと人間解放
13. 読書ガイド
14. 索 引
内容説明
“未成熟商品”DOS・Macを個人のメディアとするための痛快指南。個人的には“コンピュータが切り開く新しい文明”に密かな興味を持ちながら、メーカーやマスコミの「言い分」を言葉通りには信じかねている老若男女に贈る入門書。
目次
1 購入から「仕掛けづくり」まで
2 電源を入れてから停止するまで
3 電子の掲示版に書き込む
4 電子の手紙が世界を駆けめぐる
5 キーボードを見ないで入力する
6 手紙を書く
7 電子情報を保存する
8 実務文書を作る
9 ネットワークを利用した電子新聞の試み
10 個人の環境づくりのために
終章 コンピュータ・メディア・人間解放
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