目次
近世への序曲
ネピアと対数
ヨーロッパ数学の胎動
デカルトの『方法序説』
解析幾何の誕生
フェルマとパスカル
無限に向けて
ニュートン
ニュートンの数学
ライプニッツ〔ほか〕
著者等紹介
志賀浩二[シガコウジ]
1930年新潟市に生まれる。1955年東京大学大学院数物系数学科修士課程修了。現在、東京工業大学名誉教授、理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Steppenwolf
1
G数少ないとはいえ同好の士が本書を読了されていることを頼もしく思う次第である。山本義隆氏の小数と対数の発見を読んでネーピアによる指数関数の考えを理解したくて中途半端に中を読んでみた。ネーピアだけでなく各講あっさりとした説明である。ただ本書の狙いを考えれば妥当かと思う。リーマン、ガロア、アーベル及びその業績などの説明を読むと大学入学前に読んだ数学をつくった人々を読んだ(多分読了登録せず)感動を思い出し、これらの人の個別の伝記を探し始めている。私の悪癖である。2019/03/11
2n2n
1
17世紀から19世紀のヨーロッパ数学の変遷。ニュートンやライプニッツによる微積分から、フーリエやガウス、コーシーを経て、抽象数学と呼ばれる分野が生じてきたところまで。高校数学の知識があれば理解可能な内容かと。2013/05/01
なにがし
0
上巻から引き続き読んでみたが、抽象数学へと向かっていくにつれ理解が難しくなってくる・・・2014/03/06