出版社内容情報
本書前半ではテイラー展開から大域挙動をつかまえる話をし，後半では三つの顔を手がかりにして最終，微分方程式からの統一理論に進む物語〔内容〕雛形／超幾何関数の三つの顔／超幾何関数の仲間を求めて／積分表示／級数展開／微分方程式
内容説明
前半では、超幾何関数のＴａｙｌｏｒ展開から大域挙動をつかまえる話をし、後半では、超幾何関数の三つの顔―級数展開、積分表示、微分方程式―を視点として採用した理論を紹介する。
目次
０ 雛形
１ 超幾何関数の三つの顔
２ 超幾何関数の仲間を求めて
３ 積分表示
４ 級数展開
５ 微分方程式
著者等紹介
原岡喜重［ハラオカヨシシゲ］
１９５７年北海道に生まれる。１９８８年東京大学大学院理学系研究科博士課程（数学専攻）修了。現在、熊本大学理学部助教授。理学博士
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感想・レビュー
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kai
1
おもしろくて一日で夢中で読み終えてしまいました．超幾何関数自身の深い魅力と，著者のセンスと丁寧さが相まって，最高にチャーミングな本となっています． 0 章は解析接続を中心とする関数論の解説で，次に 1 章では，古典的な超幾何関数の理論が解説されています．接続問題を軸にして，級数，微分方程式，積分表示と広がっていきます．2 章は古典的に知られている超幾何関数の仲間たちについてです．この章の内容は後の章の伏線，或いは具体例となっています．3-5 章がこの本のメインで，超幾何関数の種々の一般化が，積分表示，級数2013/06/22
枕流だった人
0
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