出版社内容情報
群の表現論とそれを用いたフーリエ変換とウェーブレット変換の,平易で愉快な入門書。元気な高校生なら十分チャレンジできる! 〔内容〕調和解析の歩み/位相群の表現論/群上の調和解析/具体的な例/2乗可積分表現とウェーブレット変換
内容説明
群の表現論とそれを用いた群上の調和解析の入門書。
目次
1 調和解析の歩み
2 位相群と表現論
3 群上の調和解析
4 具体的な例
5 2乗可積分表現とウェーブレット変換
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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「Fourier変換の発展はどうなっているのだろう?」とは、大学教養くらいで物理数学を学んだ人なら誰しも気になることだと思いますが、割とその答えになる本は少ないです。皆RとSで満足してしまう。この本はその橋渡しをしてくれる稀有な本と思います。お陰で表現論という分野を知ることができました。表現は圏論の本でも出てきましたね。しかし、定理の証明はほぼなく、ちょっとこれだけで理解するのは厳しかったです(私にこの本のスタイルは向いていなかった)。次は分厚いですが大島・小林「リー群と表現論」でも読もうかと思います2024/12/02
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