出版社内容情報
現代数学に多大な影響を与えた19世紀後半~20世紀前半の数学の歴史を、複素数を手がかりに概観。
目次
1 複素数前史(複素数の誕生;2次方程式から3次方程式へ ほか)
2 複素関数論(複素解析関数(正則関数)の概念
正則関数の例 ほか)
3 解析的延長、ガンマ関数とゼータ関数(解析的延長の原理;例:対数関数、ベキ関数など ほか)
4 代数的整数論への道(ガウスの整数;素数の素元分解 ほか)
問題解答
著者等紹介
佐武一郎[サタケイチロウ]
1927年山口県に生まれる。1950年東京大学理学部数学科卒業。1962‐63年東京大学教授。1963‐68年シカゴ大学教授。1968‐83年カリフォルニア大学(バークレイ校)教授。1980‐91年東北大学教授。1991‐98年中央大学教授。現在、カリフォルニア大学(バークレイ校)名誉教授、東北大学名誉教授。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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