出版社内容情報
情動が及ぼす影響と効果について具体的な事例を挙げながら解説。芸術・言語への新アプローチ。情動が及ぼす影響と効果について具体的な事例を挙げながら解説。芸術と言語への新しいアプローチを提示。〔内容〕美的判断の脳神経科学的基盤／芸術における色彩と脳の働き／脳機能障害と芸術／音楽を聴く脳・生み出す脳／アプロソディア
川畑秀明［カワバタヒデアキ］
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森悦朗［モリエツロウ］
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目次
１ 美的判断の脳神経科学的基盤（はじめに：美の問いと美の脳科学；美しさの体験に関連する脳活動 ほか）
２ 芸術における色彩と脳の働き（色が見えるとはどういうことか；減法混色と加法混色 ほか）
３ 脳機能障害と芸術（脳機能障害と感性の変化；脳機能障害と芸術表現 ほか）
４ 音楽を聴く脳・生み出す脳：症例から探る音楽の認知と鑑賞のメカニズム（失音楽症の定義と分類；純粋失音楽症 ほか）
５ アプロソディア（Ａｐｒｏｓｏｄｉａ）（「プロソディ」とは何か；左半球損傷による「プロソディの障害」 ほか）
著者等紹介
川畑秀明［カワバタヒデアキ］
１９７４年鹿児島県に生まれる。２００１年九州大学大学院人間環境学研究科博士課程修了。慶應義塾大学文学部人文社会学科・教授。博士（人間環境学）
森悦朗［モリエツロウ］
１９５１年福井県に生まれる。１９８２年神戸大学大学院医学研究科博士課程修了。大阪大学大学院連合小児発達学研究科・寄附講座教授。東北大学名誉教授。医学博士（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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1959のコールマン
57
☆5。1，2章はfMRIを中心に使った実験の話であり、5章はかなり専門的。なもんで突っ込みようもなく「ふ～～ん。そうなのね」程度の感想しか出なかった。専門の方が読めばそれなりに益のある部分かもしれない。興味深く読めたのは3章『脳機能障害と芸術』、4章『音楽を聴く脳・生み出す脳』の2つ。特に4章は失音楽症をかなり具体的に書かれていて、個人的に衝撃を受けた。失音楽症についてこれだけ詳しく書かれた本は見たことがなかった（後述するが私が知らなかっただけだった）。なるほど。モーリス・ラベルはこれに苦しんだのね。2020/12/26
ソーニャ
0
タイトルが面白そうなので読んだ。 芸術やことばの障害、脳内で起こっていると考えられるシステム。専門的で難しかった。 多様な美に反応する脳の部位があるというのが面白かった。障害の種類についてこんなに色々あって細かく分けられるものなのかと驚いた。2018/11/06
Go Extreme
0
森悦郎 川畑秀明2018/07/07
