内容説明
オールカラーで楽しみ、しくみを理解。錯視画像をつくってみたい人にも必携の1冊。
目次
第1部 色と錯視(イチゴの色の錯視のつくり方;並置混色と錯視;ムンカー錯視とその仲間たち;ムンカー錯視と並置混色の連続性;静脈が青く見える錯視;ヒストグラム均等化仮説と錯視;二色法による色の錯視;色の補完現象と並置混色;ホワイト効果と並置混色;2つの色変換と2つの並置混色)
第2部 形、明るさ、動き(踊るハート錯視;色依存の静止画が動いて見える錯視;色収差による傾き錯視;輝度勾配による明るさの錯視;形の恒常性と坂道の錯視)
著者等紹介
北岡明佳[キタオカアキヨシ]
1961年高知県に生まれる。1991年筑波大学大学院心理学研究科博士課程修了。東京都神経科学総合研究所主事研究員。2001年立命館大学文学部助教授。2006年立命館大学文学部教授。2006年ロレアル色の科学と芸術賞・金賞(第9回)。2007年日本認知心理学会独創賞(第3回)。現在、立命館大学総合心理学部教授(2016年~)。教育学博士。「錯視・錯聴コンテスト」審査委員長。専門は知覚心理学(錯視・目の錯覚)。特に、錯視の実験心理学的研究と錯視のデザインの創作を得意としており、2013年に「ガンガゼ」(2008年発表)がレディ・ガガのアルバム「アート・ポップ」のCDインサイドデザインに使用される。2017年に「赤くないのに赤く見えるイチゴ」錯視画像を発表、Twitterなどで話題になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。