出版社内容情報
本事典は,新しい知の枠組みとしての〈複雑系〉を基本としながら,知の類似性をもとに広く応用の意味を含めて,哲学・科学・工学・経済・経営までを包括したキーワード150を50音順に配列したものである。各キーワードは見開き2~4頁を軸に簡潔にまとめ随所に総合解説を挿入し,キーワードの相互連関を助けるよう配慮した。編集委員会メンバーは,太田時男(横国大名誉教授)・渡辺信三(京大名誉教授)・西山賢一(埼玉大)・相澤洋二(早大)・佐倉統(東大)の5名
内容説明
本書は、対象とする現象の範囲をきわめて広くとり、現在、話題の狭義の複雑系にも適宜に配慮しながらも、むしろ、伝統的な物理学、化学、生物学、社会経済学などにおいて、非線形性、揺動、統計的現象、偶然性、ランダム性、確率的現象、境界条件に敏感な現象等々が主要な要因となっている事象をも広く取り上げてみた。
目次
アシュピーの必要多様度の法則
アトラクター
アフォーダンス
暗号
意識
遺伝学的複雑性
遺伝子の複製
遺伝的アルゴリズム
ウイルス
渦運動〔ほか〕



