睡眠環境学

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睡眠環境学

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  • サイズ B5判/ページ数 219p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784254101584
  • NDC分類 498.36
  • Cコード C3040

出版社内容情報

「良い眠りをどのように作り出すか」をテーマとして,睡眠をとりまく環境と諸問題を解説。〔内容〕睡眠の生理心理/リズム/眠りの質を高める/生活リズム/ストレス/高齢者の眠り/幼児の眠り/寝室/寝具/音楽/アルコール/入浴/香り

【目次】
0. 睡眠環境学の今日的意義
 0.1 人の睡眠の推移
 0.2 現代の睡眠環境
 0.3 睡眠環境学の展望
1. 睡眠の生理心理
 1.1 睡眠の定義
 1.2 覚醒水準と脳波パターン
 1.3 ノンレム睡眠とレム睡眠
 1.4 睡眠中の認知機構
   刺激の認知と運動反応/弁別反応と動機づけ/刺激の意味とK―複合/
   誘発電位・事象関連電位
 1.5 睡眠中の心理的体験
   覚醒感と睡眠感/入眠時の心像体験/ノンレム睡眠とレム睡眠の夢/
   夢をみる人,みない人/自覚夢と夢見信号/眼球運動とラムダ反応/
   夢の連想仮説/金縛り体験と入眠時レム睡眠
2. 生物リズム
 2.1 睡眠の周期性
   ホメオスタシス説/自立振動説
 2.2 2振動体機構
   2系統の生体リズム/サーカビディアンリズム/2振動体仮説
 2.3 2プロセス仮説
 2.4 リズム同調
   サーカディアンリズムの同調機序/睡眠リズムの同調
 2.5 睡眠の質と生体リズムの内的同調
   深部体温リズム/血中メラトニンリズム/レム睡眠リズム/コルチゾールリズム
 2.6 睡眠の調節
 2.7 睡眠の季節変動
3. 眠りの質を高めるには
 3.1 はじめに
 3.2 断眠実験からみた睡眠の機能
 3.3 睡眠の質とは
   仕事中に居眠りをする中年男性の睡眠からみた睡眠の質/
   うつ病の睡眠からみた睡眠の質/高齢者の生活習慣からみた睡眠の質
 3.4 睡眠の質を高めるには
   昼間の活動を活発にして睡眠を制御する/どの程度の運動をいつ行うと
   睡眠の質を高められるか
 3.5 おわりに
4. 生活リズムの調節
 4.1 はじめに
 4.2 生活スタイルの変化
 4.3 日常生活における生体時計の役割
 4.4 生活リズムの調整
   光環境/食事/運動/社会的活動
 4.5 慨日リズム睡眠障害
   時差ぼけで困っている人のために(時差症候群)/夜勤や超過勤務をする人の
   ために(交代勤務睡眠障害)/交代勤務の対策/頑固な朝寝坊の人や
   睡眠時間が毎日遅れていく人のために(睡眠相後退症候群と非24時間睡眠・
   覚醒症候群)
 4.6 おわりに
5. ストレスの対策
 5.1 ストレスと睡眠
   睡眠生理の基礎
 5.2 心理的ストレスと睡眠
   ストレスとは/心理的ストレスの発生/心理的ストレスと睡眠/精神生理性不眠
6. 環境と睡眠覚醒リズム
 6.1 はじめに
 6.2 時差と睡眠覚醒リズム変動の流れをつかむ
 6.3 時差影響直後の睡眠構造の変化
 6.4 航空乗務員の睡眠覚醒リズム変化について
 6.5 時差地滞在中(LAYOVER中)の睡眠構造について
 6.6 実験室条件での時差による睡眠構造の変化
 6.7 時差再同調への年齢差の影響
 6.8 体温の変化について
 6.9 宇宙での睡眠
 6.10 時差ぼけ睡眠障害の対策
   光療法の試み/薬剤による時差調整法
7. 高齢者の眠りの調節
 7.1 高齢者の睡眠時間の変遷
 7.2 高齢者における睡眠の役割
 7.3 サーガディアンリズムの加齢変化
   発振機構の機能低下/同調機能と再同調機能の低下
 7.4 高齢者の睡眠の特徴
   睡眠覚醒スケジュールの朝型化/夜間睡眠の質的低下/日中の眠気や昼寝の増加
 7.5 高齢者の睡眠覚醒障害
   不眠(入眠困難,中途覚醒、熟眠不全)/慨日リズム睡眠障害/睡眠に関連した
   運動系と感覚系の障害(周期性四肢運動障害,むずむず脚症候群)/
   睡眠時無呼吸(睡眠時呼吸障害)
 7.6 高齢者における快適で健康な睡眠の調整
   生体リズムの規則性の確保/日中や就床前の良好な覚醒状態の確保/
   良好な睡眠環境の整備/就床前のリラックスと睡眠への脳の準備
8. 幼児の眠りの調整
 8.1 はじめに
 8.2 胎生期の睡眠機構とその発達
   睡眠要素の出現とその周期性の発現/睡眠段階の出現/睡眠要素の発達と
   要素間の相反性の出現
 8.3 出生後に始まる睡眠機構の発達
   覚醒状態(段階)の出現と睡眠機構の発達/サーカディアンリズム発現による
   睡眠機構の発達/睡眠段階比の発達/睡眠機構の発達と脳の発達/
   睡眠機構発達過程の各エポックの脳の発達にもつ役割
 8.4 まとめ
9. 寝室の環境づくり
 9.1 光
   光の物理的特性/光が睡眠に及ぼす生理的影響/光特性の心理的主観的評価/
   居住空間における光要件の検討/寝室の光設計
 9.2 音によるリラクゼーションと睡眠障害
   快適音のリラクゼーション効果/夜間交通騒音による睡眠障害
 9.3 温熱環境
   暑さ寒さと睡眠/寝室の温熱環境と寝床内気候/寝室の温熱環境条件の睡眠への
   影響/睡眠経過と皮膚温の挙動/質のよい眠りのための新しい環境制御/
   今後の課題
 9.4 空調
   空気調和とは/機密性の高い環境と人間への影響/空気汚染物質と換気量/
   寝室における開口部/冷暖房設備/放射暖房,放射冷房/寝室空調のあり方
10. 寝装品
 10.1 寝具
   主寝具/従寝具/まくら/寝衣料(寝間着,パジャマ,ネグリジェ)/
   快適睡眠を実現させるための寝具/乳幼児,高齢者の寝具/新工夫の寝具
 10.2 寝衣
   寝衣の種類と由来/寝衣の着用実態/寝衣の要求性能とその研究事例
11. 入眠のための工夫
 11.1 睡眠環境の音楽
   音楽療法と環境音楽の現状/生体刺激としての音と音楽の諸要素/
   音楽による情動反応の研究/欧米における「音楽と情動」にかかわる研究/
   睡眠誘導ビデオの脳波検証と心理的効果/入眠のための音楽活用
 11.2 睡眠と香り
   香り刺激の神経作用経路/香りの心理生理的効果からみた鎮静作用/
   香りが睡眠に与える効果
 11.3 温浴と運動
   温浴/運動/まとめ
 11.4 アルコールと睡眠
   健常者の睡眠への影響/アルコール依存に伴う睡眠障害/振戦せん妄/
   断酒継続時の睡眠/アルコール依存睡眠障害/アルコールによる睡眠障害の
   治療/アルコールによる睡眠障害の研究の今後の発展
12. 索 引

【編集者】
鳥 居 鎮 夫
【著者】
小 川 徳 雄, 大 川 匡 子
兜   真 徳, 古 賀 良 彦
小 林 敏 孝, 小 山 恵 美
佐々木 三 男, 白 川 修一郎
瀬 川 昌 也, 田 中 秀 樹
田 村 照 子, 鳥 居 鎮 夫
貫   行 子, 橋 本 聡 子
堀   忠 雄, 本 間 研 一
宮 沢 モリエ, 三 輪 恵美子
山 本 卓 二, 山 本 由華吏
梁 瀬 度 子, 吉 田 倫 幸

目次

睡眠環境学の今日的意義
第1編 睡眠とは何か(睡眠の生理心理;生物リズム)
第2編 睡眠の改善(眠りの質を高めるには;生活リズムの調節;ストレスの対策;環境と睡眠覚醒のリズム;高齢者の眠りの調節;幼児の眠りの調整)
第3編 生活環境の改善(寝室の環境づくり;寝装品;入眠のための工夫)

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