フラクタル科学

フラクタル科学

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  • サイズ A5判/ページ数 258p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784254100631
  • NDC分類 414

出版社内容情報

フラクタル現象が,自然科学の分野で具体的にどのような展望を切り開くかをやさしく解説。〔内容〕新しい世界観/結晶成長/カオスの構造とフラクタル/相転移・臨界現象・フラクタル/アモルファス/宇宙と地震のフラクタル現象/他

【目次】
1. 新しい世界観―フラクタル科学
2. 結晶成長とフラクタル
2.1 はじめに
 2.2 結晶成長の理論
 2.3 DLAモデルのシミュレーション
 2.4 実験で作られるDLAクラスター
2.5 フラクタル次元の理論
 2.6 樹枝状結晶へ
2.7 フラクタル次元の一般化
2.8 おわりに
 2.9 参考文献
3. カオスの構造とフラクタル
3.1 カオスとは
 3.2 実験で見つかったカオス
 3.3 カオスの特徴
 3.4 アトラクターのフラクタル次元
 3.5 マルチフラクタルと大域的スペクトラム
3.6 多自由度カオスと複雑なシステム
3.7 参考文献
4. 相互転移,臨界現象,フラクタル―ミクロとマクロを結ぶ鍵―
4.1 統計物理学とフラクタル幾何学
 4.2 相転移と臨界現象
 4.3 ランダムウォークと臨界現象
 4.4 パーコレーションと臨界現象
 4.5 物理学とフラクタル幾何学
4.6 補遺と参考文献
5. アモルファスとフラクタル
5.1 はじめに
 5.2 パーコレーション
 5.3 フラクタル
 5.4 アモルファス物質の緩和と経験則
 5.5 ガラス構造とフラクタル
5.6 フラクタル空間ランダムウォーク
5.7 フラクタル時間ランダムウォーク
5.8 おわりに
5.9 参考文献
6. 宇宙と地震のフラクタル構造
6.1 はじめに
 6.2 宇宙の構造
 6.3 地震の構造
 6.4 おわりに
6.5 参考文献
7. 索 引

【編集者】
高 安 秀 樹
【著者】
伊 東 敬 祐, 佐 野 雅 己
高 安 秀 樹, 田 崎 晴 明
本 田 勝 也, 村 山 和 郎

内容説明

科学の世界でのフラクタルの展開。科学の醍醐味は推理と実証の繰返しによって自然のベールを1枚1枚はがしていく過程にある。本書は、あたかも製作中の舞台裏を読者と共に設計図を広げながら説明していく書といえる。

目次

1. 新しい世界観―フラクタル科学
2. 結晶成長とフラクタル
3. カオスの構造とフラクタル
4. 相転移、臨界現象、フラクタル―ミクロとマクロを結ぶ鍵
5. アモルファスとフラクタル
6. 宇宙と地震のフラクタル構造