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出版社内容情報
全政府機能、民営化。
――民間警察、誕生。
新宿歌舞伎町、寂れたゲイバーの二階。そこに所長と社員、二人だけの弱小零細民間警察、祝民間警察事務所(IPSP)のオフィスがある。
所長の祝井俊作(いわい しゅんさく)は、いつもネット動画ばかり見ているぐーたら男。唯一誇れることは、かつて新宿の守護神と呼ばれた警官の父親から受け継ぎ守ってきた、ご近所さんとの大切な絆。
唯一の社員、ハンニバル・リーはドS口調の冷たい美男子で、元国際テロリストの指名手配犯。無類の動物嫌い。犯罪捜査に欠かせない多機能AIユニット、アニマルユニットのダンディーは「10年前の最新型」で今ではポンコツの骨董品同然。生き馬の目を抜く激しい競争社会の民間警察稼業で、人情はあっても金も人手もない、万年金欠貧乏経営のIPSP。しかし俊作が請け負うのは、多額の懸賞金がかかった事件ではなく、社会的弱者が集い、事実上犯罪が野放しになった街、歌舞伎町の金にならない事件の捜査ばかり。傷害殺人、詐欺、遺失物や行方不明者の捜索……大小関係なく犯罪を憎む俊作は、ためらうことなく歌舞伎町の人々の声に耳を傾けるのだ。
大ヒットアニメシリーズ「PSYCHO-PASS サイコパス」執筆陣が贈る新たなる近未来SF、始動。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にぃと
9
警察が民営化された近未来の新宿を舞台にしたバディもの。この巻には2つのエピソードが収録されており、どちらもテンポよく読めてストーリーもわかりやすいので面白い。銃火器やSF的なガジェットが登場しながらも、ふたりの関係や過去などバディもののお約束っぽい要素もあり、これから明かされるのが楽しみ。次巻以降にも期待したくなる作品。2024/12/07
毎日が日曜日
5
★★★2024/11/25
きい
2
面白かった。絵が綺麗で物語もテンポ良く進んでる。お互いイケメンで強くて良いバディ関係。今後も楽しみ。2024/11/24
やちえもん
1
警察が解体された時代の民間警察を舞台に新宿を守るコンビの登場。 2人が兄弟として民間警察を行っている理由も気になるし、そのほかのメンバーも魅力的でアクションもあり楽しめた。脚本家がPSYCHO-PASSに関わってた人達だし、作画もコミカライズのときに担当した方なので、いつかPSYCHO-PASSの制作会社でアニメ化されるかもな。2024/12/25