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出版社内容情報
徳川家康総理大臣、爆誕！
人気SFビジネス小説を、『神さまの言うとおり』の実力派作家・藤村緋二がコミカライズ！
新型の感染病が蔓延する日本。官邸でクラスターが発生し、総理が感染、死亡！
かつてない混乱の中、政府はAIによって偉人達を復活させ、最強内閣をつくる計画を実行する。
官房長官坂本龍馬、財務大臣豊臣秀吉、総務大臣北条政子、外務大臣足利義満……etc.
そして英雄たちを率いるのは、総理大臣徳川家康！
最強の英雄たちが、病蔓延る日本の現状を打破するべく動き
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読特
37
「危機に陥る国。誰かに助けてもらいたい。任せられる指導者が現れてくれないだろうか。あぁ、今の時代にあの英雄が生きているのなら。歴史を作ってきたあの人物達が」…AIで甦らせた英傑たちが内閣を作る。夢を語る。決断する。実行には手段を厭わない。違反するものには容赦がない。ただ、従うだけの人はそれをよしとする。…蘇ったのは過去の偉人達ではない。そうだったろう、そうであればよかったという幻想の中にいるキャラクターでしかない。すべてを託せる人物などいない。民主主義の時代。政治の主役は国民一人一人。考えるのは自分。2025/03/26
クロネコバス
20
新型ウィルスの対応を失敗した現代日本内閣。ホノグラムとAIを駆使して歴史上人物で組閣される。徳川家康だけでなく、豊臣秀吉、坂本龍馬まで登場。財務大臣の秀吉が10日で全国民に補償金を配る準備過程も秀吉らしさに笑えるし、虚偽申請やロックダウン違反者は新撰組に成敗されるのも納得。大河ドラマ好きならこの4年間の経験を思い返して楽しめる映画になりそう。U-NEXTで一冊のみ無料閲覧。2024/01/28
キリル
9
新型の感染症が跋扈する日本を救うべく、AIによって過去の偉人を復活させ、国難に当たらせることとした日本。最初にこんな話を聞かされたら田中君のような反応になるのも無理はありませんね…最強内閣の自由すぎる英傑たちに呆れたりとコミカルな印象が先行する龍馬ですが、会見での振る舞いはさすがは偉人の一人という迫力でした。大臣以外にもたくさんの偉人が登場し、彼らと現代官僚がタッグを組み難題に挑むのは熱いですね～実質人手が増えるというのは大きいと思いました。現代の政治における木村の発言は考えさせられるものがありました。2024/08/13
色々甚平
5
AIによって作り出された日本の歴史上の偉人たちを閣僚にすることにした日本政府。AIを政治家にするというのは現実社会でも実験されているのをニュースで見たことはあるが、本当に大きな社会実験になりそう。それをフィクションとして描いている。どうやっても皮や基礎情報は史実に則って作られているかもしれないが、AI制作者のソフト制作の思想が必ず関与するため、すべての人が思う公平性のある知能が作れないのは前提としてあるため、この話が国民を駒にしてどう混乱に陥っていくかは楽しみになる。2024/08/25
かなっち
3
映画化で気になっていたシリーズなので、お試しで1巻を手に取りました。新型の感染病が蔓延する日本で、AIによって偉人達を復活させ、最強内閣を作っていくお話のようです。官房長官には坂本龍馬で財務大臣は豊臣秀吉、そして総務大臣には北条政子で外務大臣は足利義満…。そんな英雄たちを率いるのは、総理大臣の徳川家康‼ 復活ではなくてホログラムなのが残念でしたが、偉人たちが颯爽と国益に立ち向かう様子がカッコ良く、その実行力には惚れ惚れしました。坂本龍馬なんてイケメン過ぎて、2巻以降も読み進めることに決定です‼2024/11/29
