- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 少年(中高生・一般)
- > 秋田書店 チャンピオンC
出版社内容情報
「労働のない街」と呼ばれる〝新世界〟に出向した研修医の須堂。シッターロボによる育児、指示通りにコミュニケーションをする男性、ポイントに翻弄され生きる女性…。AIに全てを委ねた人々を巡る最先鋭ヒューマンドラマ、全5篇収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コリエル
9
祝アニメ化。なんだけど、巻末のアニメ化についてのコラムがぶっちゃけてて笑った。編集部の都合に踊らされて望まぬ打ち切りと再開が繰り返される姿が赤裸々に語られている。本編のエピソードとしては、子育てを誰がするのかの是非について。まあいつかは機械が子育てするようになるんだろう。適性もあるだろうし、個人の尊重を追求する現代において子育てに時間を奪われることは不当だという考え方もますます増えていくだろうから。子育ては趣味のようになっていく時代が生きている間に来るのだろうかなどと思いながら読んだ。2022/12/10
毎日が日曜日
6
★★★★+ 水着回有り。2022/12/19
みやしん
5
市民スコアを上げるために躍起になる新世界は(意識低い)端から見たらAI評価に従属するディストピア。しかしながら、かなり信憑性を感じさせる未来形でもある。即物的な物言いになるが「子供のために」と知略を巡らしても「子供のために頑張っている自分の満足」という承認欲求に陥っていまいか?それを「理性」なるさぞかし頑丈な蓋で押さえつけているのだろう。2022/12/16
かなっち
3
「労働のない街」と呼ばれる“新世界”を舞台に、AIに全てを委ねた人々を巡る最先鋭ヒューマンドラマ、全5篇が収録された第5巻。労働がない代わりに、スコアを上げることに躍起になったヒューマノイドたち。良いことをすれば上がるので、それは一見良い世界に見えますが。テクノロジーを活用し、テクノロジーに動かされて。心のない機械のような行動は、果たして幸せと言えるのでしょうか。宇宙からすれば、争いのない平和な世界になるのでしょうけど。一方、安楽死を選んだ父親に、音信不通だった娘が取る行動に興味津々で、6巻に急ぎます。2024/08/31
bbb
2
○。時事ネタを取り上げてそれなりに面白いのだが、もう一つ書きたいことはなんなのかとも思う。 記録もれ読んだ日あやふや。2023/03/11